皆さんこんにちわ。
早速ですが、
全くメイクに関係のない話を一つしたいと思います。
私は普段、日々毎日と言っても過言ではないほど職業柄新しい人に出会います。
たくさんの人に会うことが、私のこの仕事の魅力でもあると思います。
また、今海外で活動しているため、いろんな人種、マイノリティーの人に会う機会も非常に多いです。
たくさんの人に会い、共に作品を作り、仕事をして、会話をしていく中で勉強になることがたくさんあります。
そんな中、先日とある飲み会に行った時に、初めてある女性のことを「いい女だな」と思いました。
前に仕事も一緒にしたことのあるカメラマンの方です。
実は、彼女の彼氏さんと私はよく仕事をしていて、彼女の話を聞いたこともありました。
また、その彼氏さんはすごく優しく、評判の良い人です。
前から、こんなに素敵な男性の彼女さんとは、どんな方だろうと正直気になっていました。
そして、こんなに「いい女」とあの人は付き合っているのかと度肝を抜かれました。
「いい女」だなと思った点ですが、簡単にいうと、
「芯がある」
「今まで大きな失敗をしてきた」
「自信があるが、過信していない」
「自分の悪いところを受け入れている」
「人は人、自分は自分で自立している」
点でした。
細かく説明をすると、まず、彼女は他の人に敬意がありました。他の人の意見はそれはそれで受け入れます。
また、現実や、現状を冷静に受け入れている。
この業界で働いていると、正直
「違法なことをしてなんぼ(そこまでしてでも貫き通す)」
「借金してなんぼ」
「苦しい思いをすることで上に上がっていける」
と思っている人が非常に多いです。
それをしたい人はそれで、それはいいと思います。
しかし、客観的に、そして人生という長い道を達観して観ることも重要だと思います。
彼女は、周りの意見も聞いていますが、それが全てになっていなかったのです。
話の中で一人の女性が
「長い苦労(貧乏時代、借金)があったから今があるんですね」
と言いました。
すると彼女(カメラマン)は、
「それは違うと思う。苦労したら売れるかって言ったらそうではない。ましてや今時代は変わってきていて、インターネットも発達して、SNSでうまく自分をアピールすることもできる。そしてネット上で簡単に人と繋がれる時代になっている。それなのに昔と同じ考え方で、同じようにやっていくというのは時代に沿っていないと思う。」
と。しっかりしてるなぁと思いました。
流されない。視野が狭くなっていないんです。
売れる方法、やり方は色々あります。
勉強になりました。
こういった業界でなくても、他の業界でも、成功するかしないかなんて、努力と比例するかと言ったら違うと私は思います。
努力や苦しみはもちろん覚悟する必要があると思います。それは基本だと思います。
その中で視野を広げていろんなものを見て、刺激を受けて悩みもがき、分析ができ、自分で運を掴めた人が成功するんだと思います。
そこには失敗するリスク、失うもののリスクもあります。
そこを覚悟した上で、前に突き進まないと何も始まらない。
悩みもがき何かを見つけ、人から刺激を受け続け、刺激を与えられる人は、女性としても、人としても素敵な人なのではないでしょうか。
私も、そんな人になり、なり続けたいです。
それではまた^^