モータースポーツの社会貢献 | ユン・コンジョのBlog

モータースポーツの社会貢献

震災のあと、国内のモータースポーツは設備への被害や開催の自粛で大幅に予定が変更されていましたが、


4月に入り各カテゴリーが徐々に開幕を迎えています。




モータースポーツはF1を筆頭に環境への負荷で色々叩かれる事が多いですが、真実は全く逆です。


「モータースポーツ」という最高の技術を追求する場が無ければ、今の市販車はもっと燃費も悪く


排気ガスも汚い物であった事は疑いようがありません。


ディーゼルエンジンだって、日本では車の事を知らない政治家がディーゼルそのものを否定したせいで


悪いイメージが中々払拭されませんが、ヨーロッパでは新車販売の半数以上がディーゼルで、


それは環境への負荷が低く経済的だからです。


それに多大な貢献をしたのは10年以上前にルマン24時間レースで初めてディーゼルエンジンで


優勝したアウディのR8のおかげだと言っても過言ではないんです。


↓アウディ R8 


韓国人  レーサー  ユン・コンジョ Blog


世界一効率の良い車は何かと考えた時、それはF1だという見方は十分説得力があります。


効率の良さとは、少ないエネルギーで大きな力を生む事で、2.,400ccというオデッセイと同じ排気量から


過給機無しで750馬力以上絞り出すんですから、これ以上効率的な車は他に無いでしょう。


数千億円が動く世界で、世界的メーカーが威信をかけて1000分の1秒を争ってグラム単位の軽量化を


している中で、ライバルより燃費が悪ければそれだけ多くの燃料を積む事になり、そうなるとレースにも


勝てませんから、市販車以上に「出力に対しての燃費=効率」を極限まで追求しています。


こういう事をもっと多くの人に知ってもらいたい!