今年はイタリアの巨匠、Giuseppe Verdi生誕200年記念の年。
Middleburyのサマーコースではそれにちなんだ音楽発表会が行われた。
「発表会」と聞いて侮るなかれ。
ここの生徒には、イタリアに渡る予定の「プロ」音楽家や、「セミプロ」の人たちが一杯いるのです。
マスターコースの授業の1つには、そんな人達のための、「Verdiの音楽」についての授業もある位。
先生も本物の音楽家が来ています。
そんな訳でこの「発表会」、かなり本格的なもので楽しめました。
普段何となく接していた若い子が、いきなりものすごい音量のテノールで歌い出したりするもんだから、
「え、あの子が?!」
という驚きが沢山あった。
この子は一番すごかった。超濃いメイクからしてホンモノのプロである。
っていうか、こんな衣装をわざわざ持ってきてたのね・・・。
発表会は先生の一人が扮するVerdiが各曲を紹介しながら進めていく形で行われ、上手な歌の合間には「余興」としてのダンスも挟まれていた。
このダンスは・・・
完全なる、素人もの(笑)
先生としてはプロの人(南イタリアの歌とダンスを世界に紹介して回っている人。)がいるのだが、まぁ参加者は「そこら辺にいた生徒」である。なかなか和ませていただいた。
何と言っても特筆すべきは・・・
そんな中に我らが、、、ラガーガールがいた事!!
以前紹介しましたが、男らしい体臭、ヒゲ、ワキ毛・・・と、何とも男性ホルモン満載の彼女。
ちなみに、超、美形。
この、右端に辛うじて写っている彼女です。あまりはっきりした写真が撮れなかった。
この衣装は彼女のゴツい体型にピッタリと似合い、美形な顔にメイクを施した彼女はおそろしく綺麗であった。
・・・そう、
動き出すまでは!!笑
踊っていたのは昔のイタリアの民族ダンス。
こんな感じである。
特に難しい動きはなく、皆で輪になって回ったりするのだが・・・
両手を水平に伸ばして、横スキップで回っていくシーン。
彼女がやると、
バスケ部のアップ(ディフェンスの練習?)の「カニ横走り」になるのだ。
「カニ横走り」、分かるかな?
両手を横に伸ばし、足をガニ股でバタバタ動かして、その後横にバタバタと移動していくやつ。
どんな美女がやってもギャグになってしまうあの動き。
ラガーガールのディフェンス、めっちゃ堂に入っていました(笑)
もうね、腰とか超低いし。
下半身の安定っぷりが半端ない(笑)
うーん、ダンス・・・ではなかったよ。
その他、各動きがやはり「ダンス」ではなく、「運動部」になってしまうラガーガール。
そんな彼女の動きに目は釘付け。
笑いをこらえるのが大変で涙目になりつつ、手の甲をつねりながら必死で耐えました。
ラガーガール、ギャップが素敵過ぎました。