ブログ、ご無沙汰しております。


5月半ばに帰国し、ちょっと記事を途中まで書いたりしてたのですが、結局引っ越しやら荷物整理やら等々で更新できないまま、、、



また米国上陸してしまいました;



今度はヴァーモント州にあるMiddlebury Language School という所(日本で言う外語大みたいな所。日本では全く知られていないけれど、割と有名らしい)で、6週間の大学院サマープログラムに参加します。

科目はイタリア語。


・・・へ?

アメリカで何故にイタリア語??


って感じなのですが、前回インディアナにいた時、聴講していた大学の先生と仲良くなり、その先生が今回のMiddlebury大学のイタリア語学部長も兼務していたもので、この度100%奨学金を出してもらえる事になったのです。


日本の常識で考えるとありえない事なので耳を疑いましたが、どうやら本当に三食+寮費+学費全てタダ!!な状態で過ごせそうです。


インディアナ大学の学生ですらなかった私に奨学金をくれた先生にも、「せっかくの機会だから」と仕事が大変なのに気持よく送り出してくれた夫にも、留守中諸々迷惑をかけてしまう家族にも感謝しつつ、出来る限り成長してこようと思います。



さて。この学校。

「森の中に隔離されている」

と聞いていたものの・・・



yunのブルーミントン日記 ※写真はネットから拝借。

・・・リアル、隔離(笑)



徒歩圏内ではどこにも行けません;

そんな隔離された環境の中、このコースは全寮制で、言語によって住居も別、食堂も別、教室も別。

滞在中は絶対に他の言語を使っちゃだめ、音楽も聞いちゃだめ、・・・等、厳しい規則が課せられる。

(本当はこのブログも日本語で書いちゃいけないのだけれど、いきなりイタリア語で書かれても読者さん達途方にくれると思うのでこっそり書いちゃいます。)


ここに来る前、


「いくら規則があるとはいえ、私以外100%アメリカ人でしょ、そんなの先生達の目がない寮の中等じゃ守るわけないじゃないの」


と思っていましたが、来てみてビックリ。


少なくとも私のいる大学院コースの人たちはとても厳密にこのルールを守っていたのです。

それだけモチベーションが高い人達が集まっているのだな、と嬉しく思いました。


もう1つちょっと心配だった、


「すごく若い子ばかりいて彼らのテンションについていけないのではないか」


という問題についても、実は大学院コースの平均年齢は結構高い、という事が分かって一安心。

※)学部生コースと、大学院コースの二種類が存在する。


ここの大学院はちょっと変わっていて、夏の6週間プログラムを3回か4回受ければマスターが取れる。

なので、アメリカの中学校でイタリア語の教師をしているアメリカ人が中学校の夏休みの間にここに来てマスターを目指しているっていうケースもあるわけ。

6週間って、日本企業じゃとてもお休みできる日数ではないけれども、外国ならば仕事の夏休みを利用して来れない事もない日数。

なので現役で仕事をしているような「大人」も割といて、居心地は割と良さそうだ。


あと、発音や語彙文法も含め、かなりイタリア語の上手い人達が多い。

発音を聞いていて誰が先生で誰が生徒なのか分からない事もある位だ。

アメリカ人だと思って侮っちゃいけなかった;



さ、木曜日からの授業に備えて、まずは時差ボケを直さなくちゃ;


Middleburyリポート、序々にアップしていきます。