映画プログレ桜田淳子

タイトルのテーマを中心に、好きなものを書き綴ります


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暴力示談屋とヘタレ私立探偵とその娘が、家出娘捜索の仕事を請け負ったら、それが国家規模のとんでもないヤマで…という設定と物語が良かった。ライアン・ゴズリングの娘がマセガキでよく見たら可愛くて良かった。あちこち笑えて良かった。

 

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犯人不明の一家惨殺事件を追う雑誌記者(妻夫木聡)。その妹で児童虐待(育児放棄)で拘留されている女(満島ひかり)。そして、記者が聞き出す数々の証言と、記者や妹による本人語りは、次第に複雑に絡み合い、真相が浮かび上がる。
 

面白かった。

さすが「愚行録」というだけあって、出てくる人物出てくる人物みんな愚行のカタマリ。てか、人間というモノがいかに胸くそ悪い生き物か、世の中というモノがいかに歪んだシステムか、という様を見せつけられる。そして、そんな灰色の物語の中に幾度も仕掛けられている、「え〜っ!まさか、そういうこと?」的な予想外の衝撃。さらに、異なる時系列を組み合わせた巧みな構成。登場人物のさり気ない(さり気なくない場合もあるが)行動によって描き出される(クドクド台詞を用いるのでは無く)そいつらの性格。それを表現するにあたっての適材適所な配役。各キャストによる「やっぱ人間本質的にはダークだわ」と思ってしまうほどの優れた演技。

どれも見事。
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携帯で通話中の人達が、突如、頭がおかしくなり凶暴になってマトモな人間に襲いかかりあるいは仲間にしようとする。冒頭の設定はまあまあ目新しい。だが、そのパニックを生き延びた数人のマトモな人間が、蔓延するイカれ人間たちと戦いながら愛する家族のもとへ…というその後のストーリーは、見慣れたゾンビ映画(ゾンビじゃないけど)そのもの。さほど飽きずに最後まで観はしたが、携帯の電波で頭がイカれた、個は消え失せ蜂や蟻のような集団生物になった、主人公にはイロイロあって家庭に問題を抱えている、とかいった様々な設定は、ほぼ生かされていない。
 
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原作漫画未読。アニメ版未視聴。主人公は、「毎週月曜日になると一週間ぶんの友達に関する記憶だけを忘れてしまう」女の子。そんな彼女に何度忘れられても友達になろうとする男の子。何じゃそりゃ?とツッコミながらもいそいそと観に行く私。しかも泣いちゃう私。何故なんだ!

(1)川口春奈がいじらしい。
(2)山﨑賢人が健気。
(3)学園純愛モノは問答無用に泣ける。
(4)相手に気付いてもらえない献身=泣いた赤鬼→テッパン
(5)記憶の失いかたが都合良すぎるが切ない。
(6)みえみえなストーリーだがそれでも切ない。
(7)ラスト・シーンがズル過ぎだがやっぱり切ない。
(8)ピュアな心が羨ましい。
(9)歳をとった。
 

#一週間フレンズ #川口春奈 #山﨑賢人 #記憶喪失 #学園純愛映画
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ブラジルでコーヒー農場を経営する星野が一時帰国。友人たちの「早く結婚しろ」攻撃をかわすため、コールガールのエミ子を買って恋人に仕立て上げる。ところが、二人は惹かれ合ってしまい…。
 

“日本初の本格的ミュージカル” の触れ込み通り、「ウエスト・サイド物語」を意識しつつ「マイ・フェア・レディ」の要素を加えた、シンデレラ・ストーリー。1964年という時代を考えれば、極めて挑戦的で大健闘。ダンス・シークエンスのアイディアとか美術とかは本家にひけをとっていない。徹底してアメリカン・ミュージカルを狙うには、体型とダンスのダイナミズムが届いていないのも仕方の無いところ。ただ、群舞のときに隊形が乱れてビシッと決まらないのは、もっと練習すればカバー出来ただろうにと残念に思う。
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とあるテレビ受像器メーカーによる新製品開発の情報を得たリサーチ屋が殺される。それをきっかけに展開する産業スパイの暗躍を描いたサスペンス。1963年。

 

 

少年時代を過ごした60年代から30歳代に突入した90年代初頭にかけて、ジャーナリズムは、54年〜73年の高度経済成長期を必ずしも華やかな時代としてだけ取り上げてはいなかった。個人的な印象としては、むしろ未曾有の経済発展の裏に隠された陰の部分(環境問題、労働問題、一極集中、貧困問題、伝統文化の破壊など)にスポットを当て、多くの時間や紙面を割いていたように思う。だから、巨大産業や企業は必ずしもクリーンな存在ではないというイメージが、私の頭の中には植え付けられた。ところが、バブルが崩壊してしばらく経った頃から、高度経済成長期に当てられるスポットは、「日本が元気だった時代」「日本製品が世界のトップに躍り出た時代」「多くの英雄が頑張って日本を作りあげていった時代」といった、陽の側面ばかりが目立つようになった。それは、バブル崩壊後の意気消沈した日本がパワーや誇りを維持してゆくためには、必然的な潮流だったのかもしれない。

 

さて、60年代初期のテレビ受像器業界を舞台にした産業スパイモノである本作は、そんな、高度経済成長がグレーなものとして報道されていた昔を思い出させてくれる。特に、本作の主人公たちが完全に影に追いやられているワケではなく、光に寄生して生きている “ちょい影” ぐらいの存在であり、そうした “ちょい影” を内包した巨大産業の舞台裏が描かれているため、「大企業とはダーティである」というかつて植え付けられたイメージが大いに喚起される。だから、ドラマの展開としては多少粗かったり強引だったりする部分はあるものの、“日本が輝いていた時代” という高度成長経済期の解釈に違和感を感じる者として溜飲が下がる。

 

そして、自動車に搭載可能な4インチ超小型テレビの開発を巡るサスペンスという本作の主題は、日本製家電製品が世界のトップに躍り出ようとしていた当時、「そんな驚きの製品を作れるのは日本しかなく」「それを巡る産業スパイ合戦は世界一熾烈に違いない」という強いリアリティーを持っていたことだろう。翻って現在、自分が手元で映像を見るときのスマホはApple製品、しかも、サイズは4インチを大きく下回る。溜飲を下げる一方で、かつての日本製品神話も今や夢物語になってしまったなあ、という一抹の淋しさを感じさせられる作品でもある。

#産業スパイ #背広の忍者 #田宮二郎

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アウシュヴィッツ=ビルケナウ収容所に収容され、ゾンダーコマンド(ガス室などで殺されたユダヤ人の死体処理部隊)として働かされるサウルは、ある日、遺体の片付けに入ったガス室で、自分の息子と思しき少年を発見する。だが、まだ息があったその少年は、その場で即座に殺害されてしまう。サウルは少年の遺体を弔おうと、解剖されるのを食い止め、収容者の中からラビを探し出そうと、収容所内を奔走する…。

 

 

画面の中央に大写しされる主人公サウル。カメラは常にサウルの動きに密着して離れることはなく、107分の殆どの間、映像はサウルの顔のヨリのまま。しかも、画面のアスペクト比はスタンダード(4:3、より厳密には4.135:3)であり、サウルの顔以外の面積は狭い。さらに、レンズの被写界深度が浅いため、そのわずかな面積に映し出される被写体の多くはピンがボケている。いわんや、状況を見せてくれるヒキの画などは皆無であり、サウルの周囲で何が起きているのか映像がハッキリ見せてくれることはない。鑑賞者は、狭い面積に映し出されたボケた映像と、リアルかつ重層的かつ多弁に作りこまれたSEによって、状況を想像し理解することになる。その結果、否が応でもサウルの主観に身を重ねてしまうことになり、サウルの置かれた状況やサウルの心情に強制的にシンクロさせられてしまう。

 

つまりは、半端ないリアリティーに巻き込まれてしまうということなのだが、それ故、死んだ少年はサウルの息子なのか? サウルは何故あそこまで遺体の埋葬にこだわるのか? サウルの最期の笑顔の意味するモノは何か? などといった問いに対する答えは、観る人によってそれぞれ異なってくる。そして、そうした多様な疑似体験こそが、戦争や差別による悲劇の抑止力になるのだと思う。

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オシャレでカッコイイ男性客室乗務員・宮城譲二に心ときめかす冴子だったが、宮城は日本人のみならずイギリス人(?)やインド人とも浮き名を流してきたモテ男クン。しかも、井戸掘り・ボクサー・バーテン・新聞社のカメラマンと多彩な経歴を持つ上に、現在執行猶予中。さらには、怪しさプンプンの男から何やらヤバそうな仕事を持ちかけられている “複雑な彼” だった。

 

……という、若かりし日の安部譲二氏(!)をモデルにした三島由紀夫による同名小説の田宮二郎(!)主演による映画化作品。

 

 

原作未読だが、さほど筋は変わらないようだ。まあ、安部氏の人生が破天荒であったであろうことは想像に難くないとして、こういうオトコが三島にとっての理想だったのだろうか。確かにそういう面はあったのだろうが、映画を観る限り、安部氏から話を聞いた三島が「おもろいネタみっけ」と一気に書き上げた娯楽小説の趣。

 

それを映像化しているワケだから当然ストーリーも明朗快活に破天荒。さらに、原作(あるいはモデルとなった人物)を一気に男前にしてしまった為に、万華鏡のように変化する主人公の様々な【顔】を繋ぎ止めていたであろう【いわくありげな怪しさ】(原作未読だが、たぶん)が消滅し、それぞれの【顔】が何だか糸の切れた風船みたいになって軽やかかつてんでバラバラに空中浮遊。呆気にとられたまま話が進む。そして最後の最後に「何じゃそりゃ!?」の大転換。

 

サンフランシスコやリオデジャネイロでのロケを敢行するなど、お金もかかっていそうなだけに、なおさら資格じゅうぶんの珍品であった。

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スウェーデンのプログレバンド(76年に解散)が74年に録音していたもののお蔵入りになってしまったセカンドが、2001年に発売されたというシロモノ。メロトロンやストリングスというプログレ定番の楽器に民族楽器を加え、シンフォニックとエキゾチックをグイグイ行き来する傑作。こんな作品がよくもまあ眠っていたもんだ。
 
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見合いしたデブ女に「旅館の社長」と嘘をつく、お人好しだが失業中のチャオ。女の元夫の連れ子で盲目の少女・インをマッサージで雇うなんて嘘までついちゃったからさあ大変。従業員宿舎だといって自分の家を少女に明け渡したり、廃工場に偽のマッサージ室を作ったりと、どんどん嘘が膨張してゆく…。

 

 

序盤から中盤にかけてさんざん人を笑わせておいて、最後に号泣させるとは。完全にチャン・イーモウの術中にはまってしまった。原作があるとはいえ、盲目の少女は映画オリジナルのキャラクターだというが、よくもまあ、こんな見事な設定を考え出すモノだ。そして、嘘ばかりついているが優しくて真心がこもっているチャオと、嘘はついていないが残酷で冷淡な人間とを対比させることにより、「嘘をつくとかつかないとか、そんな表面的なことより、もっと大事なモノがあるんじゃないの?」というシンプルなテーマを鮮やかに浮かび上がらせている。

 

脱帽。

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