検査も進歩 | ユーミンの気まぐれブログ

ユーミンの気まぐれブログ

2011年6月治療が終わり、
2019年主治医の移動で経過観察突然の終了。
今は卵巣がんサバイバーです。
ステージⅢbでも元気に生きています。

相変わらず
思い立った時だけの気まぐれブログです(^^)

7月9日(火)  日本経済新聞

にこんな記事が載っていました



見出しを抜粋


京都大学や大阪大学の3チームがそれぞれ、

主に脳梗塞や認知症の診断に使う磁気共鳴画像装置(MRI)で

1センチ以下の初期がんを見つける技術を開発した。

解像度を左右する造影剤を改良した。

がん検査の精度が高価な陽電子放射断層撮影装置(PET)

並になる一方で、検査費用を10分の1程度に抑えられ

被爆の心配もない。

動物実験を重ね、早期に実用化を目指す。




という嬉しい発表クラッカー


造影剤を変えるだけで今までにあるMRIの機械で

1センチ以下の大きさの初期段階のがんを見つけられるのです。

それにMRIは磁気使っての撮影だから、被爆の心配が全くないのです。


今までCTやPETは小さいのを見つける為には多少の被爆は

仕方ないと思っていましたが、やはり検査として何度も受けなくては

ならなくなった場合、心配になりますよね

でもこれだと被爆の心配なく受けられるのです。


それに新しい機械を導入するのではなく、今あるMRIの機械で

使えるのだから医療側も導入しやすいですよね!


検査料もPETだと保険適用で、私の通っている大学病院では

3万円代でした。

MRIは最近受けてないから記憶にはないですが

この金額よりは、かなり安かったと思います。

これだとお財布の負担も軽くなります。



新聞によりますと

04年、英オックスフォード大学は日本でがんにかかる人の

3.2%が放射線診断による被爆が原因との論文を発表。

米英など15ヵ国の中で最も高い数値。

通常のエックス線検査より放射線が高いCT検査の普及が

進んでいることが影響したと分析している。

近年、がんの生存率は上昇傾向になったのは、画期的な

治療法が見つかったというよりも、画像診断の進歩で

早期発見が可能になり、治療成績が上がっているからだ。

今後も早期発見が、がん治療の鍵を握る。

京大や阪大の造影剤が実用化してMRIで初期がんを

発見できるようになれば、患者だけでなく、医師や技師への

被爆の影響を抑える利点も大きい。



今まで治療や早期発見の為にあまり考えずに

CTやPETを受けてきました。

被爆のリスクより病気を発見できないリスクの方が高い

と思っていましたが。

これが普及してMRIで検査できれば余計な事を考えずに

検査を受けられるのです。


医学は日に日に進歩しています。

だからどんな病気になっても、諦めずしぶとく生き抜けば

新しい治療やお薬が発見できるはず・・・・

そう信じて病と闘いましょうね!!