今日のお客様 | 釜炒り茶と和紅茶と和ハーブティー

釜炒り茶と和紅茶と和ハーブティー

熊本県葦北郡芦北町告で伝統の釜炒り茶
シングルオリジンの和紅茶、和のハーブティーなど、
農薬化学肥料を使用せず、栽培からお茶作り、
販売まで家族でがんばっています。

きょうは午前中、東京から男2人組のお客様

 

午後は大阪からご夫婦のお客様、しかも大阪から車で!!

 

東京からのお客様は今度お茶の会社を立ち上げるそうで

それに使用するお茶を各地の農家さんを回って厳選していらしゃるようだ。

有機のお茶をワインボトルで提供し、ワイングラスで戴くという

オシャレなスタイル。

きのうは鹿児島を回ってこられたそうで、お茶を飲みながら

色んな話しを聞かせてくださった。

ここにいると井の中の蛙で、自分所以外のお茶を知る機会はあんまりないが

よそにはこだわりを持ってお茶作りにトライしておられるすごい農家さんが

ほんとにたくさんいらっしゃるんだってことを改めて気づく。

今に、満足しちゃいかんのですよね。

もっともっと精進せねば。

 

それからこんな話しも伺った。

東京ってところは殺伐としていて、虚無感に苛まれ、孤独が募り、

自殺者が年々増加しているらしい。

毎朝、人身事故で電車が遅れるんですよって。

夜いつまでも明るいせいで、深夜まで起きていてもそれが当たり前の生活

みたいになっていて心も身体も疲弊するって。

だからヒーリング的なものが増えていくんでしょう。

大都会の煌々としたイルミネーションの闇をチラと見たような気がした。

 

そして午後からの大阪からのご夫婦は。

いかにお茶好きとは言え、大阪から車でこんな辺鄙な山奥まで

いらしゃるとは!!。

この奥様の娘婿さんはスペイン人の大学教授だそうで

そして大の日本茶好き。

うちの釜炒り茶をとても気に入っていただいているようで

九州へいったら是非お茶のカジハラへ寄ってお茶を買ってきてほしいと

頼まれたそうだ。

なんとまあ、ありがたいこと。

スペイン人まで虜にすることができて(笑)感激。

このご夫婦は京都の吉田山大茶会の常連さんということで

ここで知り合いになった中国茶台湾茶のカリスマ的な先生方の近況なども

聞くことが出来た。

奥様は「ここに来れて良かった、カジハラさんにお会いできて良かった」

って何度も何度も仰ってくださった。

こっちがお礼いわなきゃいけないのにね。

 

そして6月、吉田山大茶会での再会を約束してお別れしました。

 

良い1日でした。照れ照れ照れ照れ照れ照れ

 

村も日に日に春めいてきましたよ。

 

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