★ これからを生きる卒業生に贈るメッセージ | Yumetorinokiのブログ

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夢とりの樹とは、夢をとりに行こうと言う気の長い、でもあきらめない、
いつかは、あーよかった、楽しかった、明日もまた楽しくなろうねと
トライしたいと言う思いの、私たちの立ち位置の樹です。

agoriaから、下記が配信されましたので掲載します。

------------------引用開始------
★ これからを生きる卒業生に贈るメッセージ
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 東日本大震災では、多くの学校が卒業式開催に影響を受けま
した。書籍【これからを生きる君たちへ:校長先生からの心
揺さぶるメッセージ】には、卒業生に贈られたメッセージが
集まります。

 埼玉県新座市の立教新座中学・高等学校:渡辺 憲司 校長は、
卒業式中止を決定、学校HPにメッセージを掲載。
 大学進学とは、いかなる事なのか。学ぶ為と言うが、学びは
一生の事である。友人を得る為と言うが、どの社会にあろう
と良き友人はできる。エンジョイする為と言うが、ふざける
な、現実の前に真摯であれ。
 大学に行くとは「海を見る自由」「立ち止まる自由」を得る
為ではないか。中学・高校では、時間を制御する自由は無く、
学校・保護者が管理していた。会社に勤め、愛する人ができ、
家庭を持っても、その構図は変わらない。愛する人は、愛して
いる人の時間を管理する。
 大学という時間は、自分が時間を管理できる時なのだ。高校・
会社・家庭では、電車に乗って波の音が聞こえたから途中下
車して「今日、一人で海を見てきた」とは言えない。波の音は、
時に荒れ狂う鉛色の波かも知れない。
 海原の前に一人で立ち、孤独を直視せよ。自分の夢が何である
か問え。青春とは、孤独を直視する事、直視の自由を得る事。
大学に行く豊潤さを、自由の時に変え、自己管理する時間を
手中に収めよ。
 いかなる困難に出会おうとも、自己を直視する以外に道は無い。
嵐でも海に出よ、船出の時が来たのだ。思い出に沈殿するな。
未来に向かえ。大震災の卒業を忘れるな。愛される存在から、
愛する存在に変われ。愛に受け身は無い。巣立ちゆく若き健児
よ、日本復興の先兵となれ。

宮城県本吉郡南三陸町立志津川中学校:菅原 貞芳 校長

 全校生徒の皆さん。大震災の中で、南三陸町に住む大人達は
君達に「自助と共助」の姿を示してくれています。家を流さ
れ、愛する家族を失っても、つながりと共に生かされた命を
大切にして、弱き者を慈しみ、出来る事から役割を果たそう
と笑顔で頑張っている姿を、瞼にしっかり焼き付けて欲しい
と思います。
 悲しみ嘆くだけでは何も進みません。事実を受け入れ、顔を
上げ、前を向き、前に進む事です。これから、今以上の困難
が君達の人生に待ち受けています。校歌にある様に、素直に、
明るく、人と関わり、高き理想を追い求め、社会の中で責任
を果たせる大人に成る事を期待しております。

さて、大震災の期に卒業した生徒達に、どの様なメッセージ
を送りますか?

◆ソース◆
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http://www.amazon.co.jp/dp/4107902269
・Amazon
【これからを生きる君たちへ:校長先生からの心揺さぶるメッセージ】
新潮ムック
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http://niiza.rikkyo.ac.jp/news/2011/03/8589/
・立教新座中学校・高等学校
【校長メッセージ:卒業式を中止した立教新座中学校3年生諸君へ】
http://niiza.rikkyo.ac.jp/news/2011/03/8549/
【校長メッセージ:卒業式を中止した立教新座高校3年生諸君へ】
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それでは、Have a wonderful day !!!   BY AGORIA事務局
----------------引用終了----------

私だったら、こういって送り出したいと思います。
1.こんな歴史的不幸に見舞われた君達は、不幸であるか?
2.それを、自分の心に問え。それを、自分の心に焼付けろ。
3.自分の人生は、自分で切り開く、、しかし、出来ない事も
  沢山ある。人とつながれ、人を結びつけるのも大きな力だ。
  人との結びつきから、沢山の答えが見つかる。
4.この災害は、不幸であるが、人は、有史以来、色々な国で
  色々な災難を乗り越えて来た。今、私達にその順番が来ている。
5.どうする?立ち向かうか?知らぬ振りをするか?10年後、
  20年後、100年後の歴史に、困難を乗り越えた人たちとし
  て、物語の一ページを書きつづれ。

敬具