雪繭ブログ
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【これからの必需品】 

これから夏に向かって、女性の背中の露出が盛んとなります。

最近雪繭製品の中で、注目集めている製品が、背中、孫の手ブラシです。3月26日に販売をされた

シルクマルベリーさん、結構注文がありましたが、弊社で生産が間に合わず欠品状態。

思いがけない表現で製品の価値が、お客様に伝わるものです。希少なシルクブラシも販売者の

表現で様変わりします。

急いで生産に取り掛からねば・・・・・

富岡製糸場でも結構販売されています。興味のある方はお使いください。

母の日プレゼントに如何ですか。

スキマ製品

今では一般的な化粧品ですが、当然大手が手を出す市場ではありません。

製法特許も効力無く、多くの類似品が小さな市場で競合しています。

どんなに素晴らしい化粧品でも、作り手を無視しての製品が生まれる事はありません。

昭和、平成初期には多くの部品メーカーが存在していて、部品ごとに調達した製品づくりでした。

ブラシ屋として長年関わってきましたが、その努力に報われない調達方法が海外調達のグローバル化でした。

その中心が中国への企業進出で私達の弱小部品メーカーは苦しめられてきました。

その当時強気に海外進出できないが、いずれ国内メーカーを頼る時代が来る事を信じて今日まで。

多くの部品メーカーが廃業する中で、部品メーカー同士で協力する窓口として弊社を中心にラインアップされたのが
今回新製品となった商品です。

この流れを提案して以前から製品づくりをして来ましたが、昨年大手化粧品会社が中国生産を打ち切りを突然国内工場を立ち上げる計画を聞かされ、方々で問題が起きています。

化粧品は化粧材よりもデザインされた容器が商品イメージを高めます。

その容器並びに2次加工のメーカーの必要が大切なことは言うまでもありません。

ところが平成期に日本の化粧品会社、容器メーカー、2次加工のデザイン会社がこぞって中国に進出してしまい、中小の化粧品は必死に生きてきました。

残念ながら、弱小メーカーは敗退する結果となり、生き残った業者も今回のS社の国内生産に戻る事で、大変な企業生き残りに奔走する結果をもたらせたのです。

その流れを早く察知した結果、今回の新製品が生まれました。

大手の化粧品会社にとってはスキマ製品は眼中にありません。しかしスキマ製品にも愛用者がいます。

弱小メーカーでも、お互いが助け合い生まれたのが、今回のスキマ製品です。

是非注目してください。

 

 

【新年号 令和】

平成の年号が決まった30年前、40歳半ばの未だ世間の流れも理解できずひたすら不安感とワクワク感の複雑な年頃でした。
昭和期は日本的企業姿勢で一丸となって一心不乱の毎日であった事が今では懐かしい。

 

平成期になり多くの経済人が新しい時代に乗り遅れまいと、盛んに提唱したのが欧米型資本主義。
その対応にグローバル社会が叫ばれました。

 

全ての産業構造が世界レベルの自由主義経済で物作り産業では、大量、消費生産が第一の産業が提唱されました。

 

確かに、平成初期には余裕のあった物作り産業も、日に日に海外進出の企業の煽りで四苦八苦の国内生産社が続出しました。

 

そして勝ち組、負け組と大きな格差社会へと突入。

 

30年たった現在、その後遺症で小規模生産社は敗退の負け組となり廃業が相次いで起こりました。

 

”多くの人が平等になりますように”と平成を願ってきましたが我々の立場では残念な年号でした。

 

それでも東日本震災以来、その時代の反省から徐々に日本的時代を模索くする流れが生まれたようです。
その延長で新年号が”令和”となり、和やかな年をイメージした年号に決まりました。

 

余り左右されない時代を日本が築いていくことを願っています。

 

スキマ産業的活路

最近求められるイノベーション産業。
未来へ向かって革新的、科学的、と私にとってはハードルの高い事案です。
今迄歩んできた産業界を経験的に分析すると、人間が生活する上で全ての人に認知され、必要とされる製品を
物づくり産業は追い求め、高度な技術、価値観を共有する製品づくりを必然としてきました。

未来に向かってのイノベーション産業が進化すると、取り残される産業分野がさらに加速して衰退されて行きます。
もう直ぐ新しい年号になる現在、このイノベーション産業が急務である事は否定できませんが、この流れを必然現象
として取り入れたのが平成期でした。

細分化され生き残った我々には、イノベーションする力もなく、時代に巻き込まれる平成期の二の前になる事だけは
避けなければなりません。

雪繭シルクブラシを立ち上げた目的は、従来の物作り産業の消費者優先の大量生産、大量消費の製品づくりからの脱皮が
目的で、昭和期にも存在したスキマ産業的商品を目指す事から地味な展開で推移してきました。

 

スキマ産業製品とは・・・使用前から製品に効果効能を含んだ表現で消費者に訴える商品とは違い,どうしても必要、
               使ってみたい人を対象にしている製品です。

現在、弊社ではその様な製品、部品作りを同様のメーカーと共同の製品づくりを展開しています。

近々に発表される新製品も昔、スキマ産業製品として活躍した製品です。

 楽しみです。!!

 

解説

前回のMAMEWの横山さんの手の甲について解説します。
シルクブラシでブラッシングすると肌表面がツルツルして肌が整えられます。
若く、肌に自信のある年代、エステ等に通われる女性達には興味がない事でしょう。

しかし年齢を重ね、気が付くと肌荒れが気になり、特に冬場の乾燥期は特に。

そんな悩みの方の為にいろいろな化粧品等が必需品と考えられます。
確かに多くの製品の謳い文句は素晴らしい表現をしています。

勿論、その製品を否定するつもりはありません。

しかし長年業界で化粧筆を担当してきた経験上、現代人の肌荒れが半端で無い事です。

環境の変化、使用する化粧品の影響が、肌状態の変化についていかないのが現状。その表面の肌は凹凸の激しい状態です。

そんな肌表面を整える事が肝心と、シルクブラシのブラッシングを勧めています。

日常的なブラッシングは化粧のノリ、化粧量に関与します。化粧品会社としては迷惑な話ですね。

化粧品会社のMAMEWの横山さんのご理解には、感謝しています。

ご使用になったユーザーさんにも同様の感想を頂いています。

この画像は私の手の甲です。これだけの違いが、毎日ブラシを触る事で・・・・・ 優しく、軽いタッチの結果です。