突発性難聴 そのゴ | 夢は家族まぁじゃん

突発性難聴 そのゴ




また間が空いてしまいましたが、生きています。いちおう、生きております。


狙ったわけではありませんが、突発性難聴第5弾。


その後のおはなしをしたいと思います。




現在は、左耳がほとんど聞こえなくなってしまいました。


右も、違和感が出てしまっています。




本当は、一度治ったと思われました。


その後、再発をしたのです。先週の日曜日のことでした。


お昼寝をして起きてみたら、もう聞こえなくなっていた。




その瞬間、突発性難聴ではなかったと判明したわけです。


突発性難聴は、繰り返さないことが特徴です。当てはまらない。


他に考えられるのは、急性低音型感音難聴、ストレス難聴、メニエール病・・・。




調べまくりました。けれど、病院に行ってみないことにはやはりわからない。


私は月曜日の朝から病院に並びました(もちろん一番に)。


先生には、「突発性難聴じゃないね。・・・芳しくない。」と言われてしまいました。




難聴には、さまざまな症状といろいろな原因と、多くの病名があります。


だから、耳に閉塞感があり、眩暈はなく、聞こえない。


それだけではわからないことが多すぎるのです。だから“難病”に指定されているのです。




とりあえず、メニエール病の症状改善薬として用いられているイソソルビンを処方され、


今まで飲んでいたメチコバールと…もうひとつなんだっけ、忘れちゃいました(笑)。


3種類の薬を飲んでいます。どれもすっげぇまずいです。副作用で吐き気もよおすし。




それでも、仕事は続けられそうです。


耳鳴り、と言えるものなのかわかりませんが、左耳は水に潜ったままのような感じがあり、


受話器を上げた時に聞こえる「プー」という間抜けな音を低くしたようなものが聞こえます。


それでも。




今は、旦那がプー太郎で、ミコが小さくて、私は稼ぎ頭なので、仕事は必須です。


そして、仕事が救いでもある。必要とされることが重要なのです。


仕事は今の私にとって人生そのものです。それが奪われてはたまらない。




でも、聴力を完全に失うことの方がやはり、はるかに辛いでしょう。




友人にはメールで語りましたが、私は昔、考えたことがあります。


“聴力と視力、どちらを失うのがより辛いだろうか?”と。


その時の私の答えは、幸いにも“視力”でした。目が見えない方が、こわい。




人によって答えは様々だと思いますが、私にとっては、ラッキーな方だったのです。


大人になった私には、視力を通して得る情報の方が遥かに多く、大切です。


幸い、もう言葉も文字も人の表情も、目で読み取れます。理解することができる。




やっとおしゃべりを始めたミコを傍に、聴力が要らないなどとは決して思いません。


彼女の話を聞いてあげることが、聞けることが、お互いにとってどれほど重要かわかっています。


それでももし、私の聴力が完全に奪われたとしたら。




その時は、その時です。


違う形で愛情を注ぎ、受け止め、たくさん笑って生きていくほかにありません。


その覚悟も、少ししなければならないかな、と思うほど、ここ数日で症状は悪化してしまいました。




これが、私の娘でなくて本当によかった。私の知る他の人でなくて、よかった。


本当にそう思います。私は他人を励ます方法なんて知らない。だから、良かったんです。


私はきっと、このままでも生きていけると自信を持って今は、言えます。




ただ、大学病院に行くとか、ハリ治療をしてみるとか、まだまだやれることは残っています。


実を言うと直接の原因は旦那さんのご両親なので、こっちもしばらく距離を置くつもりです。


時間をかけて聴力を回復した例もたくさんある。諦めずに向き合う決意も固いです。




このブログで何度も何度も言っているけれど、私は運がいい。


頭がおかしくなりそうな耳鳴りもないし、難聴は難聴であれば命に関わる病気でもない。


生きていくことができると確信を持てる状況で、がんばるチャンスをもらっているんだから。




ストレスをためず、自分の好きな仕事をして、体調に異変を感じたら休んで、そうして過ごす。


マイナスの努力をすれば、いいわけです。考え方ひとつです。







残業を減らすと収入も減るわけだけど、それでバイトをしてしまったのでは意味がない。


もうあまり、バリバリ働くなんてできないのかもしれません。


少なくとも、向こう数ヶ月は酒も控えなければならないでしょう。くやしいが。とてもくやしいが。




私がだれのために存在しているか。




それを言い聞かせながら、あまりがんばらないように気をつけたいと思います。


ミコには私しかいない。ママは世界でひとりしかいない。私が生きている限り、ママはひとり。


だいすきだよ、と言ってほっぺたに毎晩キスをしてくるあたり、寂しいのだろうと思います。


気をつけなくては。本当に。




長いけど、とりあえず現状はそんな感じ、でした。


ブログを見てくれているひとが、どうか私と同じように体調を崩しませんように。


(七夕で短冊でも書くんだったなぁ・・・)