「Abmarsch ~アプマーシュ~ 新人演奏家デビューコンサート 2012」
4月1日、無事に終えることができました!
初めての試みでしたが、たくさんのお客様にお集まりいただき、
とてもあたたかく、素敵な会になりました!
ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました
そんなあたたかいお客様方に見守られながら、堂々とした演奏を聴かせてくれた新人ピアニストたち
フレッシュかつ個性あふれる演奏と、キャラクターが生かされたトークで、
会場の雰囲気がどんどん変わっていくのが、前にいてとてもよくわかりました!
そんな熱演の様子をどうぞごらんください
末廣 杏里 (お茶の水女子大学卒)
フレデリック・ショパン Frédéric Chopin
ピアノ・ソナタ 第2番 変ロ短調 作品35より 第1, 3, 4楽章
Piano sonata No. 2 in B flat minor, op.35 Ⅰ. Grave-Doppio movimento, Ⅲ. Marche funèbre, Lento, Ⅳ. Finale, Presto
曲の壮大なテーマに最初は戸惑いつつも、自分なりに取り組もうと努力してきたことを語ってくれました。
来月20日(日)には、お茶の水女子大学の「推薦新人演奏会」で演奏される予定です。
山田 愛子 (桐朋学園大学卒)
フランツ・リスト Franz Liszt
巡礼の年 第2年 イタリア S. 161より 第7曲 ダンテを読んで ソナタ風幻想曲
Années de pèlerinage, deuxième année, Italie, S. 161 Ⅶ. Après une lecture de Dante, fantasia quasi sonata
あるピアニストが人生の集大成として選んでいたこの曲に感動し、自分なりの集大成として弾くことに挑んできたことを語ってくれました。
“ソルフェージュマニア”だという山田さん(笑)、今年度からは東京芸術大学大学院にて、ソルフェージュの研究をされるそうです。
坂内 くらら (洗足学園音楽大学卒)
ミリィ・バラキレフ Mily Balakirev
イスラメイ 東洋風幻想曲 Islamay, Fantasie orientale
“くらら”というお名前は、ご両親が「世界で通用するように」と名づけてくれたそうです。
今日は気持ちをこめて演奏しようと思って臨んだこと、将来は、この人の演奏を聴きたいからこのコンサートに行こう、と思ってもらえるような、そんな演奏家になりたいと語ってくれました。
長尾 悠未 (お茶の水女子大学大学院修了、宮地楽器音楽教室ピアノ講師)
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン Ludwig van Beethoven
ピアノ・ソナタ 第14番 嬰ハ短調 作品27-2 「幻想曲風に」(月光)
Sonate fur Klavier Nr.14 cis-moll op.27-2 “Quasi una Fantasia”
少し大人になったからこそわかる、シンプルな曲の良さというものを伝えることができれば、と思ってこの曲に取り組んできたそうです。
既にご活躍されている長尾さんですが、さらに経験を積んで成長していきたい、と語ってくれました。
当日の雰囲気が、少しでも伝わったでしょうか?
最後にオフショットを
開場前に最後の確認。
1人ずつ励まされています(笑)
楽屋にて。
ドレス姿でぱくぱく
照れ笑いの末廣さん
こちらも末廣さん。
インタビュー中に、手の比べっこ(笑)
なぜ?と思った方は、一つ前の記事を参照してください
OG枠として大トリをつとめてくれた長尾さんは、なんと本番のハシゴをしてくれました!
ねぎらっています(笑)
3人よりもお姉さんとしての貫録と、インタビューの珍回答とのギャップに、
会場が大いに和んでいました
終演後、ほっとした表情の坂内さんと、いい笑顔
の山田さん。
そしてこちらは・・・
おなじみ、ユメカゴメンバーのふたり
妹分たちのためにかけつけ、受付嬢をやってくれました
表だけでなく、裏の仕事もカンペキにこなせるのが、ユメカゴクオリティー
そして、突然カメラを向けられたときのこの瞬発力!
さすがです(笑)
コンサートの最後にも申し上げましたが・・・
私たち音楽家は、お客様あってこそ、お客様に育てられるといっても過言ではありません。
私自身ももちろん含め、まだまだ未熟な私たちではございますが、
今後ともどうぞ、応援よろしくお願いいたします!
カルラホールの阿部さまをはじめ、関係者のみなさま、
応援してくださったみなさま、
本当にありがとうございました
山下暁子 & Abmarsch 出演者一同
(Photo by Koichi Yamashita)