家の整理をしていて

久しぶりにアルバムを目にした。







僕は10代の後半はロシアで踊っていました。

毎日ひたすら踊り

追い込まれる環境、、、。





20歳で色んな状況が重なり

ロシアから帰国することになり

帰国した僕は、

バレエを踊ることを初めて怖く感じた。





そしてバレエから5年間離れました。





西洋文化だからと自分に言い聞かせて

日本で踊ることをいろんな意味で諦めて

どこかで強がっていたんだと思う。





当時はバレエじゃない舞台が

とにかく輝いて見えて。





バレエから離れて5年間

色んな舞台で刺激を貰い続けた。





ふと気づいた時、

バレエに対して今までの見方と違う

何かの感情が芽生えた。





日本のバレエダンサーの出会った人達が

まっすぐにバレエに対して向き合っていて

みんな本気だった。





みんな輝いて見えた。





僕だけが浮き足だってるような気がして

バレエから離れているような気がして

怖くなった。





そんな時、

僕にバレエを踊る機会を

何度も与えてくれる人がいました。





その人は何度も何度も

僕のバレエを見てくれて。



  


時には険しく

時には微笑みながら





気がついた時

僕は怖さを手放し

バレエの世界に戻ることができた。





改めて僕はバレエと共に生きたい!

そんなことを感じたときでした。