６月２７日午前８時

祖母が眠ったまま、あちらに旅立ちました。

８７才６ヶ月…

私にとって、母のような存在でした。
父の事で泣けば、小さな子にするように、背中をさすってくれました。

私がどんな話をしても、いつも最後迄、聞いてくれました。

父が逝き、１年もたたないうちに祖母が逝き、私はこれからどうしたらよいの？
誰が私を甘やかしてくれるの？

祖母の小さな身体が、いつも私を優しく包んでくれた…
その暖かさは、春の縁側のようだった。

おばあちゃん…
眠ったまま起きないなんて、そんな事、一度もなかったのに…

おばあちゃん…
言葉に尽くせないほど、たくさん、たくさん、ありがとう。

おばあちゃんがいたから、私は生きてこれた…

世界中で、たった一人、甘えられるのが、おばあちゃんだった…

頭ごなしに叱る事も否定する事も、決してなかった…

血の繋がりより深い部分で繋がってた…
たった一人の人。

ありがとう。
ありがとう。
ありがとう。
ありがとう。
ありがとう。

いつでも私の所に来てね。
いっぱい、いっぱい、ありがとう。
そして、行ってらっしゃい。

祖母が…