ブルーノート東京 クレモンティーヌ・ライブ | 軽井沢で美穂の時つむぎ

ブルーノート東京 クレモンティーヌ・ライブ

クレモンティーヌ
made in france(CCCD)

洗練されたボサノバ・・近寄りやすいシャンソン・・邪魔にならない心地良い歌声・・

クレモンティーヌはそんな歌手だと私は思う・・・


行って来ました♪


先日のロバータ・フラックはチケットの予約が出来ず、当日行ったものの何十人もの立ち見に断念したものだから、今回は早めの予約を決行!席順も11番だったにも関わらず、お目当ての特等席をゲットできました♪


今回思ったのは、いつも楽器奏者のライブが多かったから、曲目も7~10曲程度なもんだけど、今回は19曲も堪能~♪


スペシャルゲストのボサノバ歌手のカルロス・リラはMCを全て日本語でこなすサービス振り。
カンペを読んでいましたが、その心意気がうれしいじゃないですかっ!
ポルトガル語でMCされても全くわかんないですもん^_^;

『これはジャズっぽいボサノバです』とか『次は黒人ぽいボサノバです』とか『ロマンティックなカーニバルのあとの気持ちを歌ったボサノバです』とか一つ一つの説明が親切。

彼は古くはジョアンジルベルト、最近では小野リサとも共演しています。
サービス精神たっぷりのステージに感激しました。


で、今回のメインのクレモンティーヌ。

おそらく何気なく彼女の歌声を耳にされてる方は意外に多いんじゃないかと思います。

去年の夏の来日にはフジTVの朝の番組『めざましTV』にもお嬢ちゃん出演され、彼女の歌う『手のひらに太陽を』が暫くの間朝のお茶の間に流れていましたね~


張り上げない自然な彼女の歌声は耳に優しく時間を忘れさせる心地良さがあります。

彼女の歌うボサノバもシャンソンもとても個性的でクレモンティーヌ節というジャンルを作っても良さそう。
歌のジャンルをなくしたボーダレスな感じが暑い午後に涼やかな風となって身体を包みます。

それは彼女の声の音域にもあって、普通は低音と高音で違うものだけど、彼女の場合にはそれがない。

声が楽器となって無理なくどんな音域も同じレベルで届きます。それが彼女の心地良さなのではないかと・・それが無個性化せずクレモンティーヌ節となるんではないか・・と私は感じるわけです。

そおそお、発声法が平原綾香さんと同じ感じ・・と生で聞いて改めて思いました。


しかし・・・今日あらたに思ったこと。

大学の時、もっとまじめにフランス語を学んでおくべきだった!

フランス語のデュエットはジェーン・バーキンとゲンズブールも然り、なんて色っぽいのでしょう~!
私にはジュブデュブパガハァ・・・にしか聞こえないのがとっても残念でした(笑)

耳元で囁かれたい・・・

フランス語もだけどポルトガル語も齧ってみたくなっちゃうよね・・・


clemen


そおそお、この日は日曜日だったせいか、トイレのお花がなかったのが唯一の残念でした^_^;