【メロキュンプレゼンツ!!《ハッピー♡プレゼント!!》】
一日開けての投下ですが、今回は本筋を勧めるわけではなく、キョコさんと蓮さんのモノローグを、、、
episode 0としてお送りします。
いやいや、バレンタインにさっさと進まんかいっ∑ズビシッっ とツッコミが入りそうですが、、、
そこは、ご愛嬌☆ てことで、
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turn/k
『心』が欲しいと、『言葉』で伝えてと望まれた、、、、
私のその場所にまるで身体の一部であるようにピッタリと馴染む彼の人から贈られた指輪。
軽々しく考えるべきではないそのアイテムと特別な意味は幼いころは『王子様』からいつか贈られることを夢見ていた。
そんな『存在』は私が望んでいいものではないと諦めていたのに、、、
思いがけず与えられた『王子様からの指輪』
贈ってくれたその人に意図がないモノでも、独りの部屋でソレを手にするたびに厚かましい私がそんな想いを巡らせていた。
だから、1人ではない場所で手にすることを許さなかった。
身につけることなどあってはならなかった。
《大義名分》を手にしたとき私はどんな表情(かお)をしていたんだろう。
きっと、醜悪な表情だったに違いない、、、、
なのに、現在(いま)唯一の人から『意味』を問われ『身につけたこと』が返事であると、、、、、
私にとっては別の世界の言葉を並べられている。
その符号に《許されない》《傷つきたくない》《絶望の闇に囚われたくない》と声高に叫ぶ私を押しのけて《期待》と《欲》にまみれた私が体を支配しようとする。
敦賀さんが望む『心』と『言葉』は私が隠し続けているモノで間違っていない、、、、?
その時、薄壁の向こうから叫び続けている存在を無視して『バカな女』が禁忌を言葉にしてしまった。
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turn/R
その心は既に囚われていたと、、、、
いつのまにか愛しい存在のなかで大きなウェイトを占めていたのが『俺』であっと知ったとき、それまで絡みついていた『不安』と『焦燥』は消えていった。
『あのバカが現実を突きつけるたび腹を立てることで『敦賀さんにとって私は子供すぎてそんな対象になり得ない』と傷ついてしまいそうになるのを誤魔化してたんです』
最近の『アイツ』との諍いの内容まで言葉にされて顔どころか全身の体温が上昇してしまった。
戻ってきた社さんにもバッチリ目撃され散々からかわれることになったその姿に彼女は瞳を丸くして見入ったあと、楽しそうな笑い声をあげていたから、、、、
彼女の前でだけはこんな『俺』を晒してもいいだろうと、一緒に『笑う』ことを自分に許す事ができた。
~go to next~
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家主の独り言、、、、
キョコさんの『指輪をつけたくない』理由とついでに『アイツ』に関する蓮さんの蟠りも解消してみました(計算したみたいな言い方だけど流れでそうなっただけだったり?)
キョコさんのブッチャケが「ショータローの言葉」より「蓮さんの気持ちが自分に向くことがない」てとこが強調されてる感じじゃないと成立しないんですが、、、
あの言い回しでは無理があるかなぁ、、、
このモノローグで予定になかった『ヤッシーは見た』が入っちゃった、、、、