【メロキュンプレゼンツ!!《ハッピー♡プレゼント!!》】


舌の根が乾かぬうちに意思を翻すのは柔軟な証拠(とか、言ってみたりして、なにか飛んできたらどうしよう)

そうなのです、恐れ多くてとか言っておいて、ガッツリ喰い付きました(ア~ハン?)

蓮誕VDを隙間から掘り出して下さった某主催者様に感謝です╰(*´▽`*)╯♡










昨夜からお戻りあそばした寒波により室内の寒さがテッペン来てます。

著しく代謝能力の劣る家主には寒さが身に沁みるため、布団、毛布が手放せません。

そして、

企画参加とか恐れ多くて出来ませんが、独りでコッソリ投下しちゃおう、な蓮誕&VD、、、
(この一文は消そうかどしよか迷ったんですが、家主の迷走っぷりの証に残しておこう、、、、)



のはずですが、、、、
キョコ誕&クリスマスからの引き、、、 にしたくて、、、

話が、、、、、
うん、数話以内におさめたい、、、


タイトルは某猫倶楽部出身のお姉様の楽曲と同じですが全く関係ないっス☆彡キラリ





こちらは現在、メロキュンプレゼンツ!!《ハッピー♡ プレゼント!!》に参加中の作品 『バレンタインディ・キッス』に繋がるキョコ誕のお話 です。 未読の方は、こちらから先にどうぞ。 



プレゼントはサンタクロースに託して

蓮さんからのキョコさんへの誕プレ話(糖度もなければ進展もないこれぞ真の駄文てヤツですがよろしければどうぞ)

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12月25日

社長主催のパーティーから帰宅してだるま屋の2階に与えていただいている自分の部屋で敦賀さんから頂いたプレゼントを手に取ると何か硬いモノが触れた。







「で? その靴下からこのリングがでてきた、と? 」


プレゼントを頂いた際の敦賀さんとのやり取りを含めて話を聞いてくれているのはモー子さん。

思考の底に沈む私に『話さないなら今後あんたからのメールも電話も無視するわよっ!!』といわれ口を割らないわけにはいかないわぁぁぁ(号泣)




≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒ξ





そうして、余すところなくキョーコに吐かせたあと、奏江は事務机の上に鎮座する件のブツを見下ろして呆れ気味に言葉をおとした。


「、、、あんた、まさかサンタクロース信じてる、てことは、、、、? 」


メルヘン思考のキョーコならありえなく無い、と思わないでもない奏江は念のためにと確認してみるが、、、


「、、、、信じてない、、、、 けど、、、、」


「、、、けど?」


「今は全力で信じたい、、、、気分だわ」


あらぬ方向に向けたキョーコの瞳はとてつもなく遠いところを見ている。


(、、、メルヘン思考でもいままでの環境を考えればサンタクロースは別になるのかしらね)


「で、あんたはコレの送り主も検討がついてるわけだ、、、」


「、、、うぅ」


(歪曲化の元になるものがなければ流石にこの子も気がつくのね、、、)


「プリンセス・ローザとやらはうまくいったけど、次はサンタクロースとはねぇ、、、」


「なぁに? モー子さん 」


「何でもないわ」



バレても一度手に渡れば突き返すなんて失礼になるかもとか『指輪』そのものを直接、渡されたわけじゃなくプレゼントのなかからでてきたことからどう返却すればいいか悩んでる間に日にちが経過して返すに返せなくなるとか、、、


(その辺を狙ったわね、、、 絶対)


奏江の脳裏では面識こそ少ないながらキョーコ経由でもたらされる情報により形成された『敦賀蓮』がほくそ笑んでいた。



「で? あんたはどうしたいのよ? 」


「どうっ、、、て、、、、? 」


「このリングの出処が敦賀さんってことわかってるんでしょ? 」


「う、うん、、、、 」


「コレ、その辺のアクセサリーショップで買えるくらいのモノだったらアンタ返そうって思う? 」


『指輪』という意味深なアイテムに対してまで思考がいっていないだろうキョーコに対してその意味も含めて考えさせようと奏江は誘導を試みるも、、、、、


「敦賀さんの金銭感覚で有り得ないよ、、、 」


ズョ~ンと暗雲がキョーコの周囲を取り巻きだす。


「モーーーっ! だっかっらっ、仮定の話でょうっ!! 価値とか高価とか取っ払って『指輪』なんてこれ以上ない駄々漏れアイテムを男から贈られてアンタはどう思って、どうしたいのっっ!? 」


「お、男って!? 敦賀さんなんだよ? 」


「なによ? 敦賀さんだって『男』でしょ? 」


「え、、、 う、、、 そうだけど、違うっていうか、、、、 」


認めることはできても表に現すことができないモノを抱えるキョーコは無意識に歯切れが悪くなっていく。


(はぁ、、、 他にもなにかありそうね、、、 これは、、、)


奏江とて、キョーコが本当に知られたくないことを無理やり聞き出そうとは思っていない。

とはいえ、眼の前の様子を見ればそれなりに予想もできる。


「愛は破滅と絶望の序曲、、、、 か、、、、 」


(一歩を踏み出せば、その混沌から抜け出せそうなのにね、、、、 相手が『敦賀さん』てのも問題なのよねぇ~)


トラウマも去ることながら、周りの雑音を勝手に妄想するキョーコの性質が一番の難敵、、、、


「アンタと敦賀さんは同じっ!違いなんて無いっ!! あるとしたら『男』と『女』であることだけっっ!! これ以外他に余計なこと考えないでそこのみ踏まえてコレの意味を考えなさい」

目下キョーコを悩ませているアイテムを指差して返される眼差しに少しでも『奏江』知る『本当』が伝わることを願いながらラブミー部部室を後にした。


~go to next~
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家主の独り言、、、、

蓮誕&VDはどこに行った?(←おい?)
てか、タイトル『バレンタインディ・キッス』なのに作中冒頭に『12月25日』て?


プリンセス・ローザの件も奏江さんに突っ込ませたかったけど言ってくんなかった、、、、

脳内で暴走してくれたねモー子さん、、、(まぁ、いいや)

タイムリーにそれぞれ差し込めるよう努力は、、、、 してみます、、、、(ドフ=3)