玄米の歴史!!
みなさんは玄米を食べたことがありますか?
今私たちは毎日お米を食べていますが、お米は、稲の原産地である
中国より稲作が日本に伝わってきたと言われています。
主食としてお米を食べることは、縄文時代中期頃から始まったと言われ、
お米といっても精米はされていない玄米の状態で長らく食べられていました。
平安時代ころには現在のご飯に近い、強飯(こわいい)と姫飯(ひめいい)と
いうものが出てきました。
強飯は、せいろでお米を蒸したもの、姫飯は、釜でご飯を炊いたもので、
上流階級の人が主に食べていました。
その頃の農民の人達はお米を食べるときはお粥にしていましたが、麦やアワ
ヒエなどの雑穀を混ぜたり、畑で取れた農作物を混ぜて食べていたそうです。
玄米が栄養的に優れていることは昔から知られていました。
江戸時代を築いた徳川家康は、主食は玄米や麦をあえて食べ、質素な食生活を
続けていたからこそ75歳の天寿(当時は非常に長生き)をまっとうしたと
言われています。
玄米は、栄養価が非常に高く、ビタミンや食物繊維も多く含んでいるので、
現代の私たちにとって非常に欠かせないものであり、玄米は人が生きるために
必要な栄養素が90%以上も詰まっている非常にありがたい食物なのです。
玄米に興味がわいた方は、是非おうちでチャレンジしてみてくださいね!
次回は「玄米は有効成分の宝庫」をお送りします♪