ブログネタ:写真に写るの好き? 参加中私は嫌い派
フィレンツェのメルカートには、いろんな人がやってくる。
現地の人から観光客まで、
産まれて間もない赤ちゃんから、今でも現役バリバリのおじいちゃんまで、
はたまた、
誰も呼んでないのに、朝から屯しているジプシーからハリウッド俳優なんていう有名人まで....
とにかく、客層は多種多様である。
そんな先日の金曜日、いろいろなお客さんで賑わう中、突然始まった パレード。古代衣装を着ている。
こんなのやるなんて...誰も聞いてない。

イタリアのその無計画性は、今はもはや、笑ってしまうが、お客様にとってみれば、嬉しい sorpresa(ソルプレーザ:驚き)である。
当然、みんな、カメラや携帯を取り出して、撮影し始める。
イタリア人は、写真が好き。
撮るよりも 撮られる方が好き... と思う。
旅行で来ていた頃、写真を撮っていいかを確認して、「No!」と言われたことがない。
...むしろ、しっかりフレームに収まるように入ってる。
ポーズなんかもつけちゃって。
イタリア人は、自分が好き。
そう思う。


若かりし頃、出来上がった写真を見て、自分の有り様を見せ付けられるような気がして、出来るだけ撮られたくないと思っていた私。
他人と比べたら、見劣りするからだ。
周りの目を気にする日本人に比べると、イタリア人というのは、自分に関して楽観的だ。
他人がどう思うなんていうことは考えない。
そんな部分は見習いたいものだと、つくづく思う。
しっかり、カメラ目線のオヤジたち。
ちゃっかり持ってる募金箱。
あっ
なぜか入ってる...ウチのスタッフ 







