体幹と重心、そして、最後の一瞬まで☆ | ピアニスト中村悠子 Official Blog 『中村悠子の成分表』

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体幹と重心、その全てが本当に人間のコアと呼ばれる所以であると、近頃は本当に感じますビックリマーク

最近のピアノを弾いている時の体の安定の実感や、音色の変化や安定や向上、体中に全く疲れがこないという事実からも

体の体幹をしっかりさせる事がいかに大事かという事を痛感させられています≧(´▽`)≦

私は体の使い方とピアノと音色の関係については、これまでの自分なり深く研究していると自負があったのですが

それはその当時の筋力の無い体なりの見解でしかなかったので、どんなに気をつけているつもりでも、

やはり体には思ったほどの筋力はなかったのが現実で、常に体の張りや凝りに悩まされて
いました。

それを改善すべく始めた筋トレでしたが、もちろん、余りにも筋力がない私には、

最初ダンベルを持っているだけでもうまく身体を支えられず、ふらふらしてしまっていました(;´▽`A

つまり、身体も支えられないから、重心もうまく取れないんです!

身体を鍛えて筋力をつけてからと言うもの、体幹が物凄くしっかりして、

例えば連弾演奏時のどんな傾いた体制であってもピアノを弾く際の重心も取りやすくなり、身体をに疲れを感じる事も全くなくなりましたo(^▽^)o

ピアノを弾くに当たって、重心は本当に大事で、重心をうまくとらないと、体に余計な力が加わったり、

はたまた、音色がきつくなったり、大きな音を出そうにも、体重をうまく乗せられず、力任せで鍵盤を叩く事にもなりかねません。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。

そうして無理やりでた音はとてもキツくトゲがあり、聴く者に癒しを与える事は出来ないばかりか、イラつきを与えたりもしてしまう事もあります(x_x;)

今ピアノを習っている人も思った音色が出せなくて悩んでいる人も多いのではないでしょうか??

そんな時は、まず自分の重心をうまく取るように心がけるといいと思います音譜

そして、右へ左へ、弾く音の場所に併せて柔軟に重心も移動する事を忘れないように!

そして、あと一番大事なのは、自分の弾いた音を弾きっぱなしにするのではなく、最後の最後、音が消える瞬間まで面倒を見てあげるということ(*^ー^)ノ

とにかく自分の耳で音の行方を気にしてあげるのです耳

重心のとり方と最後までの集中を心掛けるだけでも、音に対しての集中力と愛着がわき、綺麗な音色も出せるようになり、

それが結果一番の効率が良く、効果的な成長方法となります(^_^)v

そして、とても面白いことに、それは筋トレにもバッチリ通じていますひらめき電球

わたしも、筋トレのコツが少しずつつかめる様になって来たのは重心がわかる様になって来て重心がどんと、床に抜ける様な感覚を感じた時から、

やっと身体中の余分な力が抜けて、効かせたい所だけに意識を集中できる様になりました合格

そして、どんなに辛くても最後の最後、ダンベルやバーを置く瞬間まで集中力を途切らせることなく、

丁寧に自分のしているトレーニングを面倒見るように意識することが、確実な成長へとつながり、本当に大事なんですよねアップ

確かに、ジムに行ったりすると、大きな音を立てて、乱暴に、ガッチャンガッチャンドーーーンってトレーニングしている人を多く見かけます(/ω\)

また、ピアノを練習している人を見ていても、現時点では不可能であろうスピードで弾こうとして、

つっかえつっかえ、乱暴に適当に弾いてしまう人も多く見かけます(*v.v)。

どちらも本当に真髄は一緒なので、そのままでは残念ながら大した成果は上がらず、

本当に時間も労力も無駄にしてしまっているということになっちゃいますよね(>_<)

体幹を整え重心をとる、そして、最後の最後まで大事にするということ、これが成長のキーポイントですね☆