すばる文学賞その後。 | 柿山由子の創作日誌

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一介の物書きである柿山が創作についてのあれやこれやをつらつら語ります。    現在、ホラーノベルゲームを製作中。進捗状況もこちらでチェックを。

前にここですばる文学賞一次通過したと書きました。


この時期までに電話連絡がないからどーせ落ちてるよと思い、その後特にチェックしてなかったんですが、今日たまたま大型書店に寄る機会があったので、すばるの最新号(二次選考が発表される号)を手に取りぱらぱらと。
まあレベル高そうだし二次落ちだろうな、なんて達観した気持ちで結果発表のページを開いたんですが……。


三次通ってる。


……えええ!!


驚いて何度も見直す。間違いない。私の名前と作品名が太字で書いてある。二次通過のうち、三次通過作品が太字らしい。


まあでも電話連絡がないってことは結局最終選考には残れず、だと思うのですがそれにしても。


今回応募総数1686編。
うち三次通過作品12編。
……けっこうすごくないですか、私。とナルシスト発言。


落ちたという事実より、ちゃんと選考委員の方に読んでもらえたこと、そして推してくれた方がいたんだということが素直に嬉しい。嬉しくてその後30分くらい無目的に本屋をうろうろしてしまったよ。やばい。幸せ。小説書いててよかった。


最近シナリオに偏りがちだったけどやっぱりちゃんと小説書いてこう。別に賞とかに執着ないけど、受賞することでたくさんの人に読んでもらえるようになるならば、そういうのも必要なのかも。と自分のこのテンションのあがり方を振り返って思う。


今書いてる新作ができたらまたどこかに送ってみよう。
三次通過作はいずれホームページで公開しようかと思います。
よかったら読んでみてくださいね。