無事カフェ実習が終了しました。

あー、むしろこれ実習やったんか。
授業の一環ってのをつい忘れてしまうくらい、みんな本気で取り組んでました。

昨日の夜なんてこれで最後の営業なんて思ったら淋しくて、振り返ってたら全然寝れんくて。

逆にオープン前夜とか何度も何度も試作したから夢に卵料理出てきて。悪夢(/ _ ; )笑

全てが思い出に変わることに
淋しさを感じるなうです

最後のお客さんは大学の職員の方で、最期まで楽しく営業をして
お帰りになった瞬間みんなで店内で
わーーー!おつかれさまー星の嵐。

記念撮影しよーってなって
外に出て、わちゃわちゃやってる時に店長のケータイ着信。

「なんなんこれー!なんかきたー(>_<)‼」

サプライズ大成功\(^o^)/ドキドキ

みんなで店長へメッセージプレゼント★

ほんと素敵な時間やった。

余韻に浸ったあと
いざ解体作業すると、なんだかあっけなくて。

怒涛の2日間。
寝る間惜しんで創り上げた店内。
photo:01



毎日のように増えていくお客さんの笑顔の数。

photo:02



売り上げどうこうよりも
「ありがとう、おいしかったわ」の声にどれだけ励まされたか。
photo:03





ほんとに10日間という短いスパンでたくさんのありがとうに出会えました

こちらこそ、ありがとう。



ほんとにほんとにかるーく振り返りをすると


まぁ1,2日目は京都新聞にも取り上げられたこともあって、それを見たお客さんも多く


まずまずのスタートで。お、このままやったら順調に黒字出せるんちゃん?って雰囲気でした。


そもそも、我らふあふあもあスタッフは例年になく、内装外装、食器にもこだわりを見せて


もうすでにオープン直前には財政状況が悪化してたんですね(・_・;)


それを9人中9人、重々承知やったんで、ここはいっちょ巻き返したろー!ということで


1日の目標集客数から売り上げ目標の幅まで綿密に立てたんですが…


まぁそんな思いどおりにいくほど、甘っちょろいもんでもなく(;´Д`)ノ


3日目にはなんと11:00オープンで、13:00までのお客さんの数、なんとゼロ




撃沈ーーーー。



まさかまさかでその日はほんまに大赤字でした。泣


「何があかんのやろー?」とにかく広報担当ですから


集客を任されているようなもん。頭抱えました(((( ;°Д°))))



私は知人友人はもちろん、地域の人を巻き込みたいって思ってたので


とりあえず、現状を知ろう!ってことで商店街を歩き、


ひとりでビラとポスター、メモ用紙片手に聞き取り調査開始。



そしたらいろーんなことがその調査から見えてきた!


自分なりの分析やと


・場所が分かりにくいこと

・もっとも賑わうスーパーからちょっと奥にあるかなあかんこと

・Cafeにいくことでのお得感

・全体的な周知不足


こんな感じでした。


ほな現状わかったら、あとは変えていかなー!と思って


早速作業ダッシュ!!


これがPDCAサイクルってやつなんかな?


plan(計画)→do(実行)→check(評価)→act(改善)


講義で聞いたことあってよーわからんかったけど


やっぱ実践が1番身に付く^^


てなわけで


【改善策】

・場所が分かりにくいこと 

今まで配っていたビラに地図を新たにつけて刷新する


・もっとも賑わうスーパーからちょっと奥にあるかなあかんこと 

スーパー周辺で客引きを行って、お客さんの流れを作ること


・Cafeにいくことでのお得感


ビラ配ってたら「なんかこれ持ってったらいいことあるん?」言われたし、

ビラにコーヒー無料券つけてお得感を出すビラづくりの作成


・全体的な周知不足

→これは献身的にやるしかない!と思い

商店街のお店1つ1つに足を運び、Cafeの説明行い、

そのお店の身の丈に合った方法でサポートしてもらうこと


例えば、タコ焼きやさんの店頭には ショップカードをおいて集客につなげる


スーパーには多くの人が目にする広告の近くにポスターを貼らせてもらう


ケーキ屋さんにはラッピングを待つ人のテーブルのところにビラをおかせてもらう


これを徹底することで、商店街のひとはもちろん買い物客への周知も兼ねました。


そして、商店街のおっちゃんおばちゃんと話す中でいろんなことも見えてきた。


例えば

「おばちゃん、Cafeやっとるけんちょっと休憩がてらに遊びに来てー」っていうと


「行きとうても店ひとりで切り盛りしとるし、行けへんねん」っていう声。


あ、そうやんな。と思った。


こっちからどんなに情報をがぁーーって与えてもだめやな。


まずはその人と同じ目線で話すこと。


その人に合わせること。


これどっかの本で読んだし、就活セミナーみたいなんでも同じようなこと言われたような気がした。




例えば自社の商品を売り込むためにある企業にプレゼンにいかなあかんとする。


でもプレゼンターは訪問先の会社のこと全然しらんくて


とりあえず、うちの商品かってかってー!使ってー!!という。

この時プレゼンターはこの日契約を結ばれることしか頭にない。


でも相手の求めてるもの(ニーズ)を知らんから、相手が必要としていないところで議論を進めたり

え?なんでうち来たん?って結果に陥りがちであるということ。


要はこういうこと。


相手の目線にたって、何をほしがってるんかにらめっこすること、これが大事なんやと思うんです。


まぁ、だいぶ話はそれましたが!笑


これを聞いてはっとして、ほなひとりで店やっとるおばあちゃんでも美味しい卵料理を食べてもらえるように


ここはデリバリー戦略やな、なんて勝手に思いつき


みんなのなにそれ珍百言?を横目にデリバリーサービスも途中で始めました。


それから商売というものの難しさに直面した時もありました。


私は「環境」だけを理由に諦めるのはなんかもったいないな、というか言い訳でしかないのかなって思ってて、


それが外的要因やとさらに言い訳がましくて苦手なんです。


ある商店街の人は「あのゆいまーる(Cafeの施設の名前)の場所があかんねん」という。


古くから商売を営んでる人は「給料日前とかで商売人はバタバタする時期やしお盆も終わったしな」という。


でもそれってちゃうくない?環境のせいにしてばっかやんって思ってしまう。


私のアパートの近くにあって、私がとても尊敬してるCafeがあるんやけど


そこはゆうたらめちゃくちゃ立地条件悪いんです。


最寄りバス停から15分くらいあるかなあかん。


そんな不便なとこでも「京都本」に載ってるくらい有名なそのCafeは、全国からお客さんが来るし、


いつも満席に近い状態なんです。


きっと本当に訪れたいなと思う場所は多少の不便さも厭わないと思っています。


だからそんな風に言われて疑問を感じずにはいられなかったし、少し悔しかった。



まぁ、そんなことをこの7日間でめちゃくちゃ考えて悩んで、一喜一憂をスタッフと味わいながら


少しずつ財政状態は赤字から黒字へと右肩上がりになっていき…




最終日の今日。



無事、黒字を達成することが出来ました。




ほんとよかった(^O^)/



天神さんで賑わう北野天満宮前で炎天下の中ビラ配りしてたら、


出店のおっちゃんに「そういう商売の邪魔になるようなことしんといてくれる?」

言われてムキーッてなったりヽ(`Д´)ノこっちも商売してんじゃい!笑



外国人観光客になぜか英語で天神さんを案内するはめになったり



はたまたオーダー通りすぎて、電気落ちて店内停電したり…(ちなみに2回も。笑)



毎日ゆいまーる前を下校する小学生に絡まれて

「かき氷食べるー?」というと「寄り道したあかんってセンセに言われてんねん!」って言い返してきて


いや、十分してるやん!なんて思いながらも可愛なーなんて思ったり



もーね、思い出キリないwww



それぐらい楽しかったし、勉強になることばっかやった。


Cafeをやるなんて単なる憧れで口だけなはずだったのに


実際にやってみると思い描いていたCafeという職業のイメージとは全然ちゃうし


それがまたいい意味でのギャップで毎日が楽しかった。


この夏の一大イベントでもあったCafe実習。


いい経験をさせてもらえたなとおもいました。



そして、このブログを見てくれて応援してくれたひと、


Twitterでの必死な?プロモーション活動を見てきてくれた人

(↑この層のお客さんがなかなか多かったのもなんだか嬉しいことです)


そして私の周りのみなさん


本当にありがとうございましたm(_ _ )m


夢をカタチに。


Kindness regards Yuko.


Color of my life



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