“本当の優しさ”って何なんスかね？：今の自分に足りないもの参加俺は人が本来、産まれながらに持ってくるハズの優しさライセンス(無期限フリーパス)を母ちゃんの腹ン中に置き忘れてきたらしい。
相手の受け入れキャパを確認しなゃ踏み込めない臆病者
自分を追い詰めてケツ煽らないと動けないめんどくさがり屋
人の好意やらＳＯＳやら見えない感情に対して鈍感
時に何よりも鋭利になる正論で相手を容赦無く抉れるほど残酷
人の目にどう映るか、どう見られるかばかり気にするエエ格好しい
未だにガキのまま、どうしようもない俺だけど
いつか“本当に優しい人間”になりたいんだ。
上っ面ダケで取り繕える共感や理解(したフリ)、安っぽい言葉で優しい人を演じたくなんてねーが
もしも今、この世界の何処かで俺の大好きで大切な人達が自分を信じることが出来ずに
“頑張っても自分には無理”と勝手に自己完結して諦めそうになっているのなら。
昔、俺に生き方を教えてくれた人がしてくれたように
大丈夫？って背中叩いて胸を熱くさせたり
大丈夫！ってハグして一緒に照れ笑いしたり
見てるコッチが恥ずかしくなるくらい真っ直ぐな気持ちを出せる人間になりたいな。と思う。
自分の無力さに苛立って不甲斐なさが悔しくても
今、この瞬間『やる』と決められたのなら
あと十年もすりゃ大切な思い出に変えて行けるんだろう。
カッコ悪くても泥臭くても笑われても良いじゃん？
他人事のように傍観する事を辞め、境界線から一歩踏み出したなら今日が新しい自分の誕生日。
明日も明後日も明々後日も一年後も十年後も
きっと何度だって新しい自分に生まれ変われるのだから。
俺はもう、自分から逃げないよ。
