辛い事って、
聴いて欲しいけど、
言うに言えないのではないか。
随分、永い間、
そう思い込んでいました。
言ったら傷つけられるとか、
言うにたりない人とか、ではなく、
大事な話をしてもらえる人になりたい。
それをそっと受け止められる人になりたい。
結構、私の根源的な望みのような気がします。
それでも、
コミュニケーションを学んでいく中で、
人が話をしたいのは、
辛さばかりではない事もわかってきました。
喜びももちろんありますが、
結構、多いと思うのが不満。
批判。
誰がみても大変な状況の方だけではありません。
取り方しだいに見える事もあります。
それでも、それも、
ご本人にとって大事にして欲しい気持ち。
そう感じるのね。
あなたがそう感じるのは当然。
どんな場面でもそう反応するには、
結構、トレーニングが必要でした。
どんなネガティブな気持ちでも、
あなたがそう感じるのは当然、と
寄り添ってもらうと、
ほぐれてくるものがあるようです。
自分でも良しとできない
自分の気持ちに振り回されてしましそうな時。
ゆっくりとほぐしていくお手伝いができます。
私は心理療法のトレーニングを受けた看護師です。
悪性の病気を宣告されて、ご家族にも心配をかけたくないからと、
自分の気持ちを口にできない方のためのサイトです。
聴いてあげる、という方には、
決してできないプロとしての聴き方を提供します。
傾聴ボランティアをやっておられる方もおらます。
我がことのように、
同情して泣いてくれるお友達も大切です。
それでも、私は仕事としてやっていくつもりです。
自分の状況への怒りを
目の前の人はの怒りにすり替えて、
あたりちらしたいような時。
ボランティアでは難しいと思うからです。
聴く方の覚悟の問題もありますが、
お話する側にも遠慮が生じます。
仕事として話を聴くからできる事もある。
そんな者がいる事を
何かの時に、思い出していただけたらと思います。
継続でご利用の方は、
ご自宅や病院まで、定期的に伺う事もできます。
必要に応じて、ご利用ください。