C32 淺井裕介 室内森/土の話 あいちトリエンナーレ2010
あいちトリエンナーレ2010 都市の祝祭 のレポートです。
作品番号 : C32
作家名:淺井裕介(あさい・ゆうすけ) 【日本】 1981年東京生まれ、在住。神奈川県立上矢部高等学校美術陶芸コース卒。
作品名:室内森/土の話(しつないしん/つちのはなし)
http://aichitriennale.jp/artists/contemporary-arts-street/-yusuke-asai.html
制作年:2010年
関連サイト http://www.cinra.net/interview/2010/09/27/000000.php?page=1
Aichi Triennial 2010 Arts and City
Artist Name: Yusuke Asai 【Japan】
TITLE: The indoor forest / The story of Clay
ほぼ独学で泥絵壁画の世界を作り上げ、
2009年に「絵画の芥川賞」と称される「VOCA展」にて、大原美術館賞を受賞した、
才能あふれる若きアーティスト、淺井裕介さんの作品です。
淺井さんは、まだ20代の若い作家さんです。顔写真はこちらのサイトに載ってますよ↓↓↓
http://www.cinra.net/interview/2010/09/27/000000.php?page=1
淺井さんは、「現地の土」を絵の具に混ぜて、壁画を描いています。
この「長者町繊維卸会館」は、元は呉服問屋だったので、和室があるのですね。
2009年に、あいちトリエンナーレのプレイベント「長者町プロジェクト2009年」で、
淺井さんは、「室内森/粘土神」という作品を制作しました。
その写真が、公式サイトに出ています。
http://aichitriennale.jp/artists/contemporary-arts-street/-yusuke-asai.html
その同じ部屋を使い、前回の作品の上に描き足す形で製作されたのが、今回の「室内森/土の話」です。
植物が生い茂り、動物が集まってきて、
もう人間がとてもコントロールできないほどの、にぎやかな森になりました。
空調の室内機パネルにまで、びっしりと描きこまれています。
天井にも、足元の畳にも。
作品には、淺井さんの、自然への憧憬と、都市生活へそれをつなげたがっている気持ちがこもっています。
・・・本人にそうしようという自覚はないのかもしれませんが、
室内に生き物の息吹を感じさせるアートだと、私は思いました。
あいトリにおける、淺井さんの作品は3つです。
このほかに、壁面への動画投影と、純喫茶クラウンの壁画があります。
クラウンは土日祝日がお休みなので、私は今回見られませんでした。
動画の作品は、また後日、ご紹介します。
あいちトリエンナーレは、10月31日までです。
それまで、できるだけ、「あいトリ」の作品を、紹介するつもりです。
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作品の場所へのアクセス
地下鉄東山線、鶴舞線「伏見」徒歩5分、地下鉄桜通線、鶴舞線「丸の内」徒歩5分
あいちトリエンナーレ 他の作品記事は、こちらのリンクからどうぞ!
http://ameblo.jp/yukko-i4r/entry-10656328321.html
使用機器:OLYMPUS E300
撮影日:2010.9.20.
撮影地:長者町繊維卸会館 名古屋市中区錦2-4-26(長者町エリア)
Photo:松本由歌子
あいちトリエンナーレ2010 http://aichitriennale.jp/
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