009 小沢敦志 鉄を作る 越後妻有トリエンナーレ2009
大地の芸術祭・越後妻有トリエンナーレ2009 のレポートです。
作品番号 : 9-1
作家名:小沢敦志 (オザワ・アツシ)【日本】 1979年栃木県宇都宮市生まれ。武蔵野美術大学卒。
作品名:鉄を作る
http://www.echigo-tsumari.jp/2009/artworks/index.php?id=406&year=2009
http://www.kanko-navi.jp/modules/navi/index.php?lid=18
制作年:2009年 NO : 406
関連サイト http://oza.jounin.jp/
ECHIGO-TSUMARI Art Triennial 2009
Artist Name: Atsushi Ozawa [Japan]
TITLE: Steel making
http://www.echigo-tsumari.jp/2009en/artworks/index.php?id=406&year=2009
鉄を素材にした作品を作り続けている、小沢敦志さんの作品です。
小沢さんの作品は、鉄製品を熱してカンカン叩いてペラペラにするというワークです。
妻有地区85軒を回って、「要らない鉄をください」と、トラックで回ったのだそうです。
農機具、雪かき用具から、ウサギ取りの罠まであったそうです。
小沢さんのブログに、そのときの様子がありますよ!
http://ozametal.exblog.jp/9710470/
記事のタイトルが「托鉢」になっています!
小沢さんは、鉄製品の製造プロセスを、時計の針を逆回転させるように、さかのぼらせます。
鉄製品はぺったんこになり、役に立たない姿へと、カタチを変えます。塗装もはげます。
製品って、使われなくなったら、寿命を終えるってことなんでしょうかねえ。
人間に歴史があるように、モノにも歴史があるのだとしたら、人が死んで骨になって元素に帰るみたいに、
鉄製品も鉄に帰るのかしら?
人間のお葬式で、その人の歴史を振り返るように、鉄製品の歴史を振り返ってみると、
そこには、それを使っていた人たちの生活が、必ず同時に思い起こされるのかもしれません。
作品の場所へのアクセス
ツアー:越後交通・里山アートツアー北回り1 http://www.echigo-kotsu.co.jp/gt/ (平日奇数日・土日に運行)
シャトルバス:Dコース・十日町川西シャトルバス(土日のみ運行)
使用機器:OLYMPUS E300
撮影日:2009.8.1.
撮影地:旧東下組小学校 新潟県十日町市東下組1368番地
Photo:松本由歌子
他の作品記事は、こちらのリンクからどうぞ!
http://ameblo.jp/yukko-i4r/entry-10337812312.html
大地の芸術祭・越後妻有トリエンナーレ2009 http://www.echigo-tsumari.jp/2009/
ECHIGO-TSUMARI Art Triennial 2009 http://www.echigo-tsumari.jp/2009en/
携帯からもアクセスできる・越後妻有アートナビ
音楽フォトグラファー 松本由歌子のブログトップはこちら
ロックミュージシャンのステージ写真と、アート・レポートをお楽しみくださいね