やっぱり紙の本が好き

やっぱり紙の本が好き

「唄う、もの書き」天見谷行人のオフィシャルブログです。映画レビュー、音楽活動、エッセイ、小説、その他雑文を書き綴ります。






アマミヤ写真


天見谷行人(アマミヤユキト)

1960年 兵庫県神戸市生まれ。出版社のライター、注文住宅営業に従事後うつ病を発症、自宅療養中の身です。

趣味は映画鑑賞、クラシック音楽鑑賞、読書、やせ我慢、ギターの弾き語り。

誰よりも繊細なガラスのハートが自慢の57歳。


小説、エッセイ、映画レビューなど雑文を書いている、物書きです。


天見谷行人の既刊は全て無料でおよみいただけます。


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天見谷行人の本




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(^-^)/








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みなさん、今回の豪雨、ご無事でしょうか? 
僕の住んでいる部屋は神戸市西区にあります。
鉄筋コンクリート3階建。
なだらかな丘陵地の中間にあります。
おかげさまで今の所、普段の生活となんら変わりません。
念のため水6リッター、バスタブに生活用水をいっぱいためておきました。
普段、げた箱に入れて保管している防災グッズをご紹介。

水は一人当たり1日6リットル使ってしまうそうです。
2リットルのペットボトルなら、3本用意した方がいいでしょう。
食料もカロリーメイトや、パンの類。調理の必要のない非常食があると心強いです。
また、案外忘れがちなのが、『軍手』
それに『ライター』


これは絶対に持っておいてください。
都会人は『火をつけられない』のです。
これは僕が、友人所有の古民家で、ためしに薪ストーブに火をつけてみたとき、改めて実感しました。
薪なんて、そうそう簡単には燃えないのです。(市販の薪は、莫大な化石燃料を使ってカラカラに乾燥させてあります)
ましてや、火種がなければ全くのお手上げとなります。
****
ロウソク、手回し発電のラジオも完備。


この手回し発電のラジオ、山歩きをするとき、いつも持っていきます。
電池がいらないので、実に頼もしいです。ライトもつきます。


感度は悪いのですが、ラジオ関西とNHKはなんとか受信できます。
***
近所のコンビニに今朝行ってきましたが、品薄になってきています。
『買いだめ』という行為は、他の方のためにも、お勧めしません。

とりあえず『人間一匹』が生きてゆくには、案外少ないもので済むのだ、という発見をするのが、今回のような災害、非常時なのですね。皆さん、どうかご安全に!!
 

 

日曜日、神戸市垂水区のアウトレットモールにある「モンベル」

で、ついに念願のトレッキングシューズを購入。

 

 

Gore-Texの内張で完全防水。

 

雨降りのなか、今日は子供みたいにウキウキしながら神戸の西隣、明石の街を歩きました。

 

まずは『慣らし運転』です。

***

登山靴を購入したい、と思っておられる方へ。

必ず、ショップへ出かけて、足のサイズを店員さんにしっかり測ってもらって、実際にいくつも試してくださいませ。

実際僕も測ってもらったところ、左右の足の大きさが違うということがわかりました。

 

まちがっても、ネット通販サイトで購入しないこと。

そして、足に馴染むまで、しばらくはシェイクダウンしましょう。

***

さて、

これで神戸市須磨区の鉢伏山から鉄拐山、いよいよ須磨アルプスを目指します!


鉢伏山頂上の休憩所に住んでいる地域ネコです。

この子にも

「登山靴買ったよ!」と報告に行かなくちゃね。

気立てのいい、気さくな子ですよ。

このところ、神戸市須磨区にある、鉢伏山
によく登っています。
山登りという大げさなものではなく、まあ、山歩き、という感じ。
スタート地点は須磨浦公園駅。
そこから、ひたすら階段を登って(最初はバテバテになります)標高246メートルの頂上へ。
少し慣れてきたので、次のポイント鉄拐山、そこからさらに「おらが茶屋」という喫茶店&展望台へ。そこの展望台から東を見ると神戸の中心地がみえます。


なんで僕が山歩きにハマったか?
理由は簡単。
『岳』という漫画を全18巻イッキ読みしたことがきっかけです。


主人公は山岳救助ボランティアの青年。世界の山々を登り、日本に帰国。北穂高岳に、テント暮らしです。
彼がたびたび山の頂上でコーヒーを飲むシーンがあります。
僕もコーヒー好きです。

「山で飲むコーヒーって、なんだか美味そうだな」

僕はたったそれだけの理由で、山歩きを始めました。
350ml入りの小さなポットに自宅でコーヒーをドリップして持ってゆくのです。

そらにはX字型のひこうき雲。それを見上げてコーヒーを一服。
どんな名店のコーヒーより、

 

『美味い!!』


携帯食料のあんパンをパクリ。

『うんまい!!』

コンビニで買ったたった100円のあんパンが、なんでこんなに美味いのか?
理由なんかどうでもいいや、っていう気分になります。
ゆっくり歩いて往復4時間。
無事下山しました。公園猫が僕の下山を祝ってくれました。



僕は体力に自信がありません。
なにせ、今年の初めはほぼ寝たきり状態だったのです。
装備は軽くします。リュックではなく、ウエストポーチを身につけて登ります。

たかが二百数十メートルの標高。
ところがスタート地点の須磨浦公園駅からロープウェイ頂上駅まで。


ほぼ、すべて『地獄階段』なのですよ。
よく、神社で長い階段があるでしょう?
あれの山登りバージョンとおもってください。
なので、これを侮っていると痛い目にあいます。
実際、六甲縦走大会では装備を持ちすぎて、スタート30分でリタイアした人が出た、と聞きました。


 

僕が、いつも心がけている山での鉄則。
無事にスタート地点まで自力下山。
山の事故はその8割が下山で起こります。
須磨浦公園でも下山中に転げ落ちる事故が起きています。

 

 

 

 

若い人は体もよく動きます。だから、登りで一気に無理をして登ってしまう。

ところが、いざ下山しようとすると、膝がガクガク。こんなケースは結構あります。

たかが、246メートルなんですが、一年に一度くらいは遭難事故さえ起きているそうです。

くれぐれも、ご安全に。