監督:塚原あゆ子×脚本:野木亜紀子の最強タッグ
この2人が描く世界観と
根底にしっかりと重めの社会風刺を入れる
言霊や緻密な映像は、
スクリーンになっても
グレードアップされていて
あっという間に
終わってしまう。
そして
思い返すと
じんわりと
色んな伏線や
伝えたいことが
思い返される
前日の夕方にポチった商品が
次の日の午前中に届く便利さ
物流は
国の身体を巡る血液のように
人の営みに不可欠な
水や電気と同じように
必要な社会インフラ
職業に貴賤が無いはずなのに
何か
少し
立ち位置に危うさのある
業種
あたりまえが
あたりまえでないことを
今の生活の
ありがたさと
いろいろな生業の上に立っていることを
忘れがちだけど
忘れてはならないと
伝える
表向きはサスペンスと
エンタメだけど
根底には
しっかりと社会を見据える
そして
止めてはならないことが
その呪縛に囚われることが
本当に幸せなのか
問う
流される
恐怖と同調に
立ち止まる
怖さと勇気に
その選択は
自分の中にあることを
教えてくれる