昂然と生こう!

昂然と生こう!

昂然:意気がさかんで自信のあるさま

アラフォーオッサンになると

なんとなーく守りに入っちゃうけど

年齢に関係なく昂然と生きたい

「萎え」ではなく「萌え」でってか「燃え」で

監督:塚原あゆ子×脚本:野木亜紀子の最強タッグ

この2人が描く世界観と

根底にしっかりと重めの社会風刺を入れる

言霊や緻密な映像は、

スクリーンになっても

グレードアップされていて

あっという間に

終わってしまう。

そして

思い返すと

じんわりと

色んな伏線や

伝えたいことが

思い返される

 

前日の夕方にポチった商品が

次の日の午前中に届く便利さ

物流は

国の身体を巡る血液のように

人の営みに不可欠な

水や電気と同じように

必要な社会インフラ

職業に貴賤が無いはずなのに

何か

少し

立ち位置に危うさのある

業種

 

あたりまえが

あたりまえでないことを

今の生活の

ありがたさと

いろいろな生業の上に立っていることを

忘れがちだけど

忘れてはならないと

伝える

 

表向きはサスペンスと

エンタメだけど

根底には

しっかりと社会を見据える

そして

止めてはならないことが

その呪縛に囚われることが

本当に幸せなのか

問う

流される

恐怖と同調に

立ち止まる

怖さと勇気に

その選択は

自分の中にあることを

教えてくれる


2022年から23年にかけて行った

ワールドツアー 「BORN PINK」の

ソウルで行われたファイナル公演を中心に

ライブの臨場感そのままに

映像化した映画

東京ドーム2days参戦した者にとっては

ちょっとくらい東京のシーンが入って欲しかったって

思うし、バックステージの様子も映画ならではの編集で

見せてくれると

BLINKはもっと嬉しかったのにな

とも思う。

 

screenXで鑑賞して

画面の大きさに圧倒されたし

臨場感に包まれた

そのあと4DXで見ようと思っていたら

タイミング逃してしまい

普通のスクリーンで応援上映で見ることに

 

応援上映のため

ペンラ持っていったけど

誰も持っていなかったので

結局カバンに入れたまま(笑)

オッサンが一人盛り上がってるのも

痛いと思って自粛

 

またライブ見たくなる

8周年迎えて

来年はツアーやってくれそうだし

東京ドームと

ファイナルのソウルに行きたい

ってメチャクチャ思う映画でした

★★★★

 

 

 

さらばと言っても

帰ってくるよね

さらばの時にも書いたけど

ずばりの世代で

ずっと一緒に生きてきたものとして

憧れを抱いていたものとして

70超えてもカッコいいって

ホント奇跡のコンテンツ

 

刑事ドラマは

「踊る大捜査線」の前後で大きく変わっていて

やっぱ警察って独特の組織だし

階級制だし

拳銃を撃つってこの日本では

なかなか遭遇することじゃないし

そうゆうリアルを求める流れが

平成にはあった

もう、「踊る」が出て来て

あんなにヒットしちゃったら

あぶ刑事なんて見れないよねって思ってた時期もあった

昭和の懐かしいコンテンツとして

あんな時代もあったって

言われるのだと思っていた

 

この風潮を

時代の流れを

一気に覆したのは

この世界が受け入れられるのは

ただただ2人がカッコいいってことと

奇跡のバディを眺めていたいと思う

あぶ刑事ベイビーたちの愛が止まらないからだと思う

 

そして

奇跡のバディは

歳を重ねても

セクシーさとダンディーさを失わない

から

マジで憧れは同じ熱さで変わらない

 

オープニングから

あぶない刑事リスペクトを感じられる作品で

制作サイドが世代交代していても

あぶない刑事という作品に

タカ&ユージに最大のリスペクトをして

創り上げている

愛を感じられる

 

映画では初めてって思うくらい

キチンとストーリーが出来ていて

映画としての見ごたえもある

 

TVシリーズでは

若手俳優の登用が成功してて

椎名桔平、永瀬正敏、内藤剛志、遠藤憲一、渡部篤郎、萩原聖人

なんてそうそうたるメンバーを生んだけど

映画では

竹内結子(TVフォーエバー)、本上まなみくらいで

あまり若手起用が成功しないことが多かったので

今回の土屋太鳳、西野七瀬は

安定してて良かったし

特に土屋太鳳はホント良かった

二人の娘役として

こんな適任はいないと思った

次回作でも美人秘書は必要と思うし

 

次回作を考えたくなるくらい

興行的に成功して欲しい

元気のない日本に

安くなっている日本に

まだまだやれるって

元気を与える作品だと思う。

★★★

 

 

 

 

談春の文七元結で号泣したものとしては

柳田格之進と文七元結オマージュなこの映画は面白く見れた

 

噓偽りない生き方って

簡単なようで

難しいし

自分の正義を

時に押し付けて

周りを不幸にすることだってある

その

嘘偽りないと言う

正しくて強くて脆くて儚いものに

囚われて生きることが

本当に義があって

本当に正しいのか

そのことを

考えさす。

 

そこまで悪者が出てこず

優しい人情噺になっている

陰を背負って嘘偽りなく生きる姿と

怒りを滾らせて復讐に進む姿を

目つき、顔つき、佇まい、所作まで

変えてしまえる

草彅剛の力量が恐ろしい

★★★

 

伝えるところから

物語がはじまることが多い気がするけど

伝えないことで

伝わる物語がある

 

眩しい青春映画なので

濁ったおぢぃには

感情移入できなくて

厳しかったし

先も読めてしまえるので

そこまで評価高くならないけど

美しい風景と

美しい男女がいれば

画は成立してしまう

 

★★

1月1日の能登半島地震を金沢で体感し

復旧復興の業務に奔走してたので

全く映画に気持ちが行かず

ようやく、少し余裕が出たので

映画鑑賞

ちょっとずつ日常を取り戻す。

 

 

まばゆい色彩と軽快な音楽に包まれた映画「アーガイル」は、

ジェットコースターのように観客を連れて行いく。

コミカルな演技とスタイリッシュなアクションは、

この物語の中心にある「夢のような」世界を創り出す。

アーガイルとは何か、この深そうで深くない謎が謎を呼び

ファンタジーアクションをかたちづくるし

良く練られたストーリーだと思う。

 

印象的なのは、色彩と音楽の使い方だ。

鮮やかな色彩は、映画全体に華やかさを与え、

軽快な音楽は観客の心を弾ませる。

まるで夢の中にいるような感覚に陥り、

日常のストレスを忘れてしまうことだろう。

 

アクション映画ファンはもちろん、

そうでない人にもおすすめしたい作品だ。

心を躍らせるようなエンターテイメントを求めているなら、

ぜひ劇場で体感してみてほしい。

 

★★★

ちょっと人生振り返って

あー集団行動が苦手だったなぁ

って改めて思う

小学生の時

不登校では無かったんだけど

学校に行っても

教室で

座って

授業を受けるという

行動に

どうも馴染めず

かと言って

学校に行くのは楽しく

休み時間に

騒ぐのも楽しく

ただ

勉強が嫌いで

授業が嫌いな子だった

だから

めんどくさくなって

大きな地図を保管してある資料室に

閉じこもって

ずーっと妄想してる

そんな子だった

そんな感じで

小学校時代を

なんとなく過ごしたので

勉強が全くできない子でもあった

カッコよく言うと

集団行動に馴染めず

みんなが座って授業を受けるという環境に

疑問を持ってたんだよなぁ

って感じはするが

そんな高尚な考えはなく

じっとしてるのが

嫌いだっただけかも

しれんな

 

 

シンゴジラの後に

終戦直後の時代背景設定って

何でだろって

疑問しか出なかったけど

映画見て

これは、戦後直後じゃないと

意味のない物語

人の命の重さを

大切さを感じるには

軽い命が重い命に変わる

この時代背景が重要

人間の身勝手な水爆実験で生まれた

怪獣という生い立ちと

自然災害を感じる

神のチカラのような

巨大な力に

日本人が

どうやって抗うのか

分かりやすく

そしてズシンと

心に伝わる

 

生きていれば

色んな後悔や

失敗や

反省や

傷があって

それを

隠して、誤魔化して

茶化して

見ないようにして

生きていく

でも

何かって時に

フラッシュバックして

その傷の深さを

思い知らされる

そんなの

みんな持ってる

その傷を癒すのは

愛する人のチカラも大きいけど

最後は

自分自身しかない

自分で抗って

乗り越えるしかない

★★★

 

正しいとか

普通とか

そんな曖昧な

いい加減なものに

人は左右される

生き方や

感じ方までも

左右されるので

本当にややこしい

この

曖昧な社会の定義の中で

自分の正しさを見つけていないと

しがみついていないと

流される

溺れる

そんな集団や社会って

何だろうと思う

人と言う形や

肉体を纏っているから

流されたくても溺れたくても

その社会と言うシステムが許してくれない

心や欲には肉体が無いはずなのに

肉体の呪縛が

苦しめる

だから

水になりたいと願う

カタチの無い

枠に縛られない

重力にのみ従って

流れるだけの

留まることの無い

穢れの無い

美しい

流れに

魅了される

生命の源である水を

体内に留めて

循環させて

陸上に上がった

ヒトだからこそ

水に帰りたいと願う

★★★

 

何を書いても

何を感じても

綺麗事になるし

他人事になる

 

深い森に隠された

社会の

不都合な部分は

隠されていた方が

生きやすいし

過ごしやすい

 

でも、

健常者として

なに不自由なく

生まれて

生きて

生きていく者として

なに不自由ない

子どもを育てた者として

見ないふりも

知らないふりも

できない真実

 

でも、

その深い森に隠された真実に

触れようとも

関わろうとも

できないのも事実だし

職業として

選ぶこともしないだろうし

我が子が選んだら

反対するだろうな

 

醜いと言われようが

汚いと言われようが

気持ち偽善だけで

関わりたくない

と思うのが本音

 

だから

自分の醜さが露呈する

貧しさが

浮き彫りなる

厳しい映画

★★★