秘密裏に来日したノーベル平和賞受賞者の、
ミスタースコットを黒十字軍から守るのが、
今回のゴレンジャーの仕事です。
対するは、黒十字軍暗殺のプロ(自称)毒牙仮面。
写真の人が、つぶらな瞳がキュートな毒牙仮面さんです。
要人暗殺にこの原色ハデハデな格好は、
ちょっと向いてないんじゃないかなぁ、と思います。
服の色もキンピカリンでしたし。
でもこの毒牙仮面、自分で言うくらいだから
本当に暗殺は上手い。
逃げるスコットさんをアッサリと、
二回、暗殺成功寸前まで追い詰め、
三回目には見事蛇の猛毒を食らわせるのに成功、
しかも血清は奪い取るという、周到な用意っぷり。悪役です。
もしかしたら、本当に暗殺のプロなのかも知れません。
…いやあ、今まで多かったからさ。自称不死身とか。
(例:毒ガス仮面様・三日月仮面様)
そして死、五秒前へと迫ったミスタースコットの所に、
毒の入った偽血清が届けられます…が、
あえなく隣のアカレンジャーにバレました。
ミスタースコット、一命を取り留める。
しかし本当に、十重二十重に罠を張るものですね。
僕、感心しちゃいましたよ。デキる子だ。毒牙仮面。
結局本物の血清が届けられ、
ミスタースコットは無事でしたが、
毒牙仮面は、ミスタースコットの娘さんを人質に取る、
実に悪役らしいやり口で応戦しました。えらい。
が、最後は投降したフリをしたアカレンジャーに
切り札を弾き飛ばされ、負けました。
こういう正々堂々とした場所での卑怯比べは、
暗殺者よりも現場に出ているゴレンジャーのが強いですね。