割れ目の神秘。 | 明け行く空に…。  ~ひねもすひとり?~

割れ目の神秘。

土曜日は出勤する人間が少なく、電話の鳴る回数も少ないので落ち着いて仕事が出来る。
オレはそんな土曜のオフィスが結構好きだ。
まぁね、アレですよ。
人の目が少ないので気兼ねなくネットできるしね。
人も目が少ないので気兼ねなくエロサイト閲覧しまくれるしね。
まぁそんな感じで今日も仕事なのか遊びなのか良く分からんが出勤しております。


12時を回りちょっと小腹も空いてきたことなので、後輩を誘って昼飯でも食いに行こうってことに・・・。
何食う?と後輩に尋ねると、ラーメンがいいっすねって返答だったので、近くのラーメン屋に行くことにした。


オフィス街の食堂ってのは、平日の昼時はどこもかしこも混雑していて席を確保するのも一苦労だが、さすがに土曜日ともなると、休日の企業が多いためかどの店もガラガラで、のれんが出ていない店も少なくは無い。
さて、お目当てのラーメン屋に付くと、やはり店内には数人の先客いるだけで好きな席を選び放題って感じだった。
小上がりになっている座敷の席とテーブルの席



先輩、ここにしましょうよ。



という後輩の言葉に導かれ、オレたちは座敷席に隣接するテーブルに腰掛をかけた。



先輩、あれ見てくださいよ。



後輩の指差す方向に視線を向けると、そこには19・20歳くらいの女の子が2人座敷席に座って1人はラーメンをすすり、1人はカレーを喰らっていた。
ん?だから何だ?若い娘がラーメンとかカレー食ってる姿がそんなに珍しいのか?と後輩に尋ねると



先輩もっと、もっと下ですよほら。



と指差す。
オレはその方向を再度確認してみた。あぁ、そういうことか。
ローライズなジーンズを穿いている彼女達、オレたちに背中を向けて座っている1人の娘はその股上の短さ故に腰の辺りが露出して丸見えになっていたのだ。
それどころか、ただでさえ短い股上が正座することによりさらにズリ落ちてる様子で、ケツの割れ目まで惜しげも無くご披露するという大サービスと化していたのだ。
コレがですね、どっか別の場所なら喜んで見ますよ、オレだって。
如何せんここは飲食店。どんなに若い娘のケツの割れ目と言えども飯食いながらは見る気になれません。
さすがにこの場でのその過剰サービスは不快以外の何物でもない。
なのでオレは後輩に



おい、アイツ等にその薄汚いケツの割れ目仕舞いやがれって注意して来い!



なんて冗談で言いましたら



はい!分かりました!



なんて元気よく返事をしまして、オレが止める間もなく席を立ちやがんの。
そんでツカツカとその娘の前まで歩み寄り、割れ目を指差しこんな台詞を吐く。



ねぇねぇ、この隙間って何を入れておくためにあるの?



うわっ!やっちまった・・・。
しかも注意になってないじゃん!?冗談だって分からないかなぁ・・・・。
いや、そのニヤついた顔は面白がってんな?確信犯だ・・・。
まぁいいや。
面倒なことになったらお前1人で対処しろよ。
なんて考えていたら、その娘がカレーを食う手を止めて振り返り返答をする。



え?これ?この隙間のこと言ってんの?何入れると思う?



逆に質問を返される後輩。
試したつもりが試される立場に攻守交替。
さぁなんて答える後輩よ。
俄然面白くなってきた状況にオレもニヤつきながら、我が後輩のセンスが光輝きだすのを待ちわびた。
そして口を開き出てきた言葉は・・・



えーとえーと、分かった!福神漬けでしょ!?



間髪入れずに娘が開口。



ぶ~!はずれ。答えはナ・イ・ショ・・・でした。




・・・・・・・・・。




笑っていいのか悪いのか分からなくなり、オレは思わず視線を外した。
席に戻った後輩は



俺はカレーにしますけど先輩も同じモノでいいですか?



と言うのでオレは小さく頷いた。



すいませーん、カレー2つくださーい。1つは福神漬け大盛りにしてくださいっ!



オレはお願いだからその大盛りの福神漬けを持って、割れ目の彼女に再戦を挑むのだけはやめてくれと切に願った。



以上。




追伸


で、結局あの割れ目には何を入れておくのが正しいのでしょうか?
誰か教えてください・・・。




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どうぞよろしく。