前略、山下達郎 様。 | 明け行く空に…。  ~ひねもすひとり?~

前略、山下達郎 様。

朝晩冷え込む寒い季節になりましたね。
お元気ですか?
この時期になると、あなたの歌声が毎日のようにラジオから聞こえてきます。
発売からもう既に数十年という月日が流れているというのに、今年もしぶとくオリコンに顔をだしたみたいですね。景気がいいことでなによりです。さぞかし懐も暖かいことでしょう。



雨は夜更け過ぎに~♪




なんてあなたが歌うもんだから、帰宅途中本当に雪が降ってきちゃいましたよ。
今年で3シーズン目に突入する軽No.1のスタットレスタイヤなもんですから、いつ滑り出すかってハラハラドキドキのドライビンでしたよ。

でもナンダカンダ言ってもあなたのこの曲、私好きですよ。

やっぱこの時期の恋人達の心に染み入る名曲ですよ。
ほら、ちゃんと i pod に詰め込んで持ち歩いてるもの。



クリスマス・イブ


しがないサラリーマンの心にもしっかり染み込んできますよ。


だけど山下さん、あんたのとこの嫁さんの歌



クリスマスは今年もやって来る~♪


って歌があるじゃないですか。
あれはどうかと思いますよ?
世の中にはクリスマスなんてこなけりゃいいのに…と思ってる淋しいクソガキだったり、イカレタ腐女子なんかが結構いたりするんですよ。
奴らは もしかしたら今年はクリスマスなんて来ないんじゃねーか?暖冬だって言うしさ!? なんて淡い期待に胸を膨らませちゃったりしてるワケですよ。
それを頭ごなしに 今年もやって来る~♪ なんてきっぱり言っちゃったら可愛そうじゃないですか?

そもそもクリスマスなんてイベントは、元来日本にはなかったワケで、オレなんて無くてもいいと思ってますモン。

そりゃね、オレも若かった頃はさぁ、結構楽しみにしてたりした時期もありましたよ?

でも今となっちゃさぁ、意外とどうでもいい感じ。

なもんで、きっぱり 来る! って言っちゃうのはどうかと思います。


アレですよ、大黒摩季なんてさぁ

日本の四季について声を大にして歌ってるワケですよ。

日本人にとって春の次は夏って決まってるワケでして、それにもかかわらず彼女ったら



夏は来る~きっと夏は来る~♪



そうコレ!

きっと夏は来る。

なんつーのかな、きっと来る?え?ひょっとしたら来ないかも?

なんて若干保険をかけちゃってんですよ。

春の次は夏、コレ日本人にとって不変の事実なワケですよ。

それにもかかわらず、もしかしたらいきなり冬?的なニュアンスを残してるワケですよ。

ミリオンセラーにもかかわらずさぁ。

これでどんだけ夏嫌いの人々が救われたかって話ですよ。



他にはですね、アレです、アレ。

槇原敬之。

彼なんてさ、男前なんですよ。

もうね、女なんぞに目もくれず突っ走る!

なんてったって



もう恋なんてしない!!



ほら!言い切っちゃってますモン。

曲名からして男前ですモン。

でもね、そんな男大好き 男前の彼でもさ、やっぱマズイって思ったんですよ。

言い切るなんてマズイって思ったんですよ。

まだ右も左も分からないけどセックスについての知識はモリモリな中高生に固定観念を植え付けちゃマズイと思ったんでしょうね。

で、結局



な~んて言わないよ絶対ぃ~♪



とかって非男前宣言をしちゃってるんですよ。

もうね、電光石火の超特急で自分の主張を全否定ですよ。

コレはコレで男前です。賞賛に値します。




とにかく、しょっぱい世の中なもんですから、何があるのかなんて未来は誰にも分からないんです。

ホント、イカレタ政治家かなんかがさぁ、非クリスマス宣言とかしてくれればいいのに。


そうすればさぁ、竹内だって

クリスマスは今年もやって来るかもしれないけど、保証はできません~♪

って歌ってくれるかもしれません。



なんて非クリスマス派宣言なオレではありますが、本当は寂しいんです。

帰宅途中


デカサンタ

こんなん一人で見に行ってパシャ!だったり



ツリー?

残業のお供、夜食パン買うため141へ向かう途中にパシャだったりしてるんです。



あぁ前略、山下達郎 様


こんなオレではありますが、あなたやあなたの奥様のクリスマスソングが大好きなんです。

分かってください・・・。



                                           草々。