昨夜のNewsで放送された
捨てられた犬達の特集を
ご覧になった方もいるかと思います。
その中で、飼い主に紙袋に入れられて
持ち込まれた犬がいました。
ご夫婦でした。
ご主人が職員の方に「新しい飼い主探しをされて下さい」と諭されて
帰ろうとしたら、奥さんの方が食い下がらずに
置いて帰りたいとしつこく言っていました。
「ここに置いて行くという事は殺されるという事」だと
職員の方がお話をしました。
その女性は、その事を知っていて、ここに持ち込んだ様でした。
「それでもいいんですか?」と問うと
飼い主の女性は
「いいです、いいです」と言い
その紙袋に入った犬を愛護センターに置いていきました。
私は怒りで顔が熱くなるのがわかりました。
聞こえないとわかっていても
テレビに向ってその夫婦に
「クズ!!!地獄に堕ちる!!!」と
大声で叫びました。
この二人は、1つの罪のない命を奪い
これからも笑顔で暮していくんだと思うと
言葉にならない怒りがこみあげてくるばかりで・・・
でも、その怒りを向ける矛先がない事にも
また怒りがこみあげてくる・・・
怒りが頂点に達すると
『せつなさと哀しみ』へと変わり、
そして、その二人はとても哀れに思った。
人から哀れだと思われる人間ほど
惨めなものはない。
と、私は、思っています。
保健所・管理センターは、いわゆる行政は
苦情がない限り、捕獲には乗り出さない。
今、保健所・管理センターで殺処分される犬達は
飼い主からの持込の飼い犬がかなり多くの数を占めると
言われています。
一番悪いのは捨てる人間。
今まで数が減らなかったのは、行政が命の重さを
重く見ていなかったから・・・
「ひとつの命」と捉えていなかったから・・
真剣に取り組もうと考えなかったから・・・
その重たい腰をやっと上げ始めた。
ご存知の方も多いかと思いますが、
環境省が、殺処分の数を半減するべく動き出す事が
決定しました。
・・・半減
半減ではなく『0』(ゼロ)にするべく。でないと・・
誰でも飼える様にしているのが悪い。
ペットショップで販売するから・・・
イギリスの様に、飼える資格があるかどうか
厳しい審査をするべきだと思う。
海外のペットショップでは、犬を販売していない所も存在する。
命を販売するのはおかしいと・・・
殺処分『0』(ゼロ)は夢ではなく、実現出来る事なんです。
野良犬という言葉も死後になる事は出来るんです。
現に、それを実現した所はあります。
海外・・アメリカでの話ですが・・・
それを現実に出来たのは、一人一人の意識・考え方を
変える、変えたから・・・
命の重さ・尊さを考えたから・・・
そして、行政が本気で取り組んだからです。
先進国日本。
このことに関しては、とても遅れています。
日本も殺処分『0』(ゼロ)を目指して・・
現実に変える為に、一人一人の意識の持ち方・考え方を
変えていかなくては・・・
変わっていかなくては・・・・
いえ・・・・・・
変わらなければいけないのです。
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