鈴木屋敷(蔵出し) | ゆきまるのブログ

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風の吹くままに身を漂わせてふわふわふわふわ…「紀伊続風土記」を片手に和歌山県内の神社仏閣を巡る歴史好きの他愛の無いブログです(´・ω・`)

こんばんはニコニコ

日本シリーズ第6戦野球

巨人がマー君に打ち勝って5分に戻しました\(^O^)/

怪物も人間だったか得意げ

それでも「30」連勝は見事キラキラ

決戦は明日…!パンチ!ドンッ

さて…

明後日まで散策は行かないのでまた蔵出し。去年の11月に行きましたひらめき電球

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鈴木屋敷(藤白鈴木家屋敷跡)家『案内板』より

鈴木姓の元祖とされる藤白鈴木家の屋敷跡で、平安末期、熊野参詣が盛んになり、熊野の鈴木家がこの地に移住して熊野三山への案内役や熊野信仰の普及に務めたと言われる。一族からは鈴木三郎重家や亀井六郎重清が出ており、源義経の家来として衣川館で討ち死したと伝わる。また、二人が幼少の頃に牛若丸(後の義経)が熊野往還には必ずこの屋敷に滞在したとも伝えられている。

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入り口(屋敷正面)ひらめき電球
左が書院跡、右が主屋跡です(3日画像差し替えカメラ)。

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義経弓掛松ひらめき電球

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書院跡ひらめき電球
管理は藤白神社が行っているが囲いがされており、内部は立入禁止になっている。

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表札は『鈴木邸』の文字が辛うじて読めますガーン

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屋根は崩れ落ちてシートとロープで保護されていますショック!

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壁はトタンで補強されています。『紀伊国名所図会』に描かれた往年の姿と今後の整備計画が記されていますニコニコ

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書院の正面ですが、冗談抜きで建物自体が傾いており、木材で支えていますショック!

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白塀も原形を留めておらず、崩れ落ちていますしょぼん

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主屋のほうは老朽化が進んでいるようですが、原形は保たれていましたニコニコ

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曲水泉(庭園跡)ひらめき電球
平安時代の頃、曲がりくねった水路に沿って並べた庭石に人々が腰をかけ、上流から流された杯が自分のところに来るまでに詩歌を作り、杯を取り上げて酒を飲み、次へ流す遊びに使われた庭です。ここの造園は室町時代ではないかと推測されている。

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庭園を含めて全体的に保存状態が悪いように感じました。今年に入って復元計画が徐々にですが進められているようですガーン

が、台風などの天災が直撃したら、この建物では崩れてしまうのではないかと思いますしょぼん

義経公が現状を見たら何と言われるか…一刻も早い復元計画の実行を望みます得意げ