映画を巡る旅 -2ページ目

中国の小さなお針子(DVD)

まあまあの映画ですが、文革はあんなものではなかっただろう!と思ってしまいます。美化しすぎているところが、歴史を書き換えているようでいやです。本当のところは知りませんが「ワイルド・スワン」の中国を映画で感じたいです。

ティアーズ・オブ・ザ・サン(DVD)

ナイジェリアのクーデターから取り残されたアメリカ人を救出する映画ですが、政治映画とか、思想とか考えずに、娯楽映画と思えば、そこそこの映画でしょうか?アメリカ側の視点ですが、日本人の知らないアフリカの現実もあります。

25時(DVD)

登場人物のそれぞれが魅力があって、心の葛藤があって、文学作品のような良さのある映画です。

恋愛適齢期(DVD)

「カッコーの巣の上で」から何本ジャック・ニコルソンの映画を見たかわからないけど、久々に良いなと思いました。60代の男性と50代の女性の恋愛をこんな風に描けて、映画館に足を運ぶ観客が多い、アメリカを改めて見直す作品です。そうゆう奥の深さで、日本はまだまだだなと感じさせます。

「ハウルの動く城」を見てそれで満足してしまうのではなく、年配に人にはやっぱりこうゆう映画を見て感じて欲しいですね。宮崎映画は、ロリータ的で、セクシャルさがないところが、非日常的で嫌ですね。そおれを国民的に崇めてしまう日本人もどうかと思いますが・・・

トスカーナの休日(DVD)

失恋した女性、離婚した女性、仕事で壁を感じている女性、イタリアに憧れを感じている人・・・みんなが清涼感を感じられる映画です。深い感動はないかもしれませんが(筋が月並み)、爽やかさは残ります。でも、何で、壁にぶつかったアメリカの女性がいつも思い描くのはイタリアなんでしょうね?いいところですが、遠いところなので夢の国なんでしょう。ヨーロッパのイギリス人、ジエットセットのアメリカ人は違います。別荘的に住むんだったら、やっぱり南仏ですね。都会(カンヌ、モナコ、ニース・・・)の良さと田舎の良さと料理の美味しさを兼ね備えた南仏がやっぱとベストです。映画の主人公のように東京を離れて南仏で暮らしたくなりました・・・。

オペラ座の怪人

モーツアルトの「Don Giovanni」をダニエルバレンボエム指揮で映画化したフランスの作品があって、それが大好きだったので、「オペラ座の怪人」を期待してしまいました。役者か?歌唱力か?まったく勉強せずに行きましたが、役者さんが歌っているのでしょうか?ミュージカルは、オペラでも、芝居でもなく、こんな作品を見てしまうと中途半端さを感じてしまいます?ミュージカルを知らない人にはミュージカルの悪い宣伝になってしまわないのでしょうか?
臨場感を考えると、「ミュージカル」→「映画館」→「DVD」の順で、映画館で既にこの水準なのでで、DVDはよっぽどのミュージカルファンか、オペラ座の怪人の大ファンでない限り買わないほうが良さそうです。

ドラゴンヘッド

「ジョゼと虎と魚たち」の妻夫木が良かったので、DVDで見てました。昔、漂流教室という映画があったけど、あっちの方がましかな?ちょっと最近、見たことのない酷い作品でした。バトルロワイヤルの後に妻夫木とSAYAKAだけでうけだけを狙って作った作品か。妻夫木は、もう少し頑張って欲しい。

ハウルの動く城

「千と千尋の神かくし」よりも数段落ちた感じが。次に期待したいですが宮崎アニメもそろそろ限界か?ソフィーの恋話としては、なかなか良いのですが、戦争の世界観がちょっと古すぎて・・・ついていけません。単純に童話と思って見ればよいのかな?

オーシャンズ12

あれだけ役者が揃うと懲りずについ劇場に足を運んでしった。11よりさらに悪くなっていた。名探偵コナンの実写版といったところか?それでも初日だけあって、劇場は満員。中学生、高校生のグループが多かった。中高生のデートにはいいのかも?あれだけ役者が揃うのも、ギャラは良いのに、楽に参加できる作品だからか?

ジョゼと虎と魚たち

DVDで見ました。「黄泉がえり」とか、「天国の本屋」なんかよりも、ちょと心に響く良い作品でした。東京の男の子としては、大阪の女は何か怖くてこれまで苦手でしたが、外見の強気に対し、内面の女性らしさがよく描けてて、関西の女性が好きになりました。あと、大阪の長屋の風景が心に残ります。映画の主題は何でしょうか。壊れ者である身障者を哀れむ存在ではなく、健常者と対等の存在として描いたことでしょうか?ラブ・ホテルの場面、元カノとのラストの場面と、救いをいくつか用意してくれているのですが、やっぱり終わり方は悲しいな。

なお、映画にでてくるフランソワーズ・サガンは、ちょっと小説が安物過ぎて、軽すぎて、ジョゼにはもうちょっとまともな小説を読んで欲しいなと思いました。