トスカーナの休日(DVD)
失恋した女性、離婚した女性、仕事で壁を感じている女性、イタリアに憧れを感じている人・・・みんなが清涼感を感じられる映画です。深い感動はないかもしれませんが(筋が月並み)、爽やかさは残ります。でも、何で、壁にぶつかったアメリカの女性がいつも思い描くのはイタリアなんでしょうね?いいところですが、遠いところなので夢の国なんでしょう。ヨーロッパのイギリス人、ジエットセットのアメリカ人は違います。別荘的に住むんだったら、やっぱり南仏ですね。都会(カンヌ、モナコ、ニース・・・)の良さと田舎の良さと料理の美味しさを兼ね備えた南仏がやっぱとベストです。映画の主人公のように東京を離れて南仏で暮らしたくなりました・・・。
オペラ座の怪人
モーツアルトの「Don Giovanni」をダニエルバレンボエム指揮で映画化したフランスの作品があって、それが大好きだったので、「オペラ座の怪人」を期待してしまいました。役者か?歌唱力か?まったく勉強せずに行きましたが、役者さんが歌っているのでしょうか?ミュージカルは、オペラでも、芝居でもなく、こんな作品を見てしまうと中途半端さを感じてしまいます?ミュージカルを知らない人にはミュージカルの悪い宣伝になってしまわないのでしょうか?
臨場感を考えると、「ミュージカル」→「映画館」→「DVD」の順で、映画館で既にこの水準なのでで、DVDはよっぽどのミュージカルファンか、オペラ座の怪人の大ファンでない限り買わないほうが良さそうです。
臨場感を考えると、「ミュージカル」→「映画館」→「DVD」の順で、映画館で既にこの水準なのでで、DVDはよっぽどのミュージカルファンか、オペラ座の怪人の大ファンでない限り買わないほうが良さそうです。
ジョゼと虎と魚たち
DVDで見ました。「黄泉がえり」とか、「天国の本屋」なんかよりも、ちょと心に響く良い作品でした。東京の男の子としては、大阪の女は何か怖くてこれまで苦手でしたが、外見の強気に対し、内面の女性らしさがよく描けてて、関西の女性が好きになりました。あと、大阪の長屋の風景が心に残ります。映画の主題は何でしょうか。壊れ者である身障者を哀れむ存在ではなく、健常者と対等の存在として描いたことでしょうか?ラブ・ホテルの場面、元カノとのラストの場面と、救いをいくつか用意してくれているのですが、やっぱり終わり方は悲しいな。
なお、映画にでてくるフランソワーズ・サガンは、ちょっと小説が安物過ぎて、軽すぎて、ジョゼにはもうちょっとまともな小説を読んで欲しいなと思いました。
なお、映画にでてくるフランソワーズ・サガンは、ちょっと小説が安物過ぎて、軽すぎて、ジョゼにはもうちょっとまともな小説を読んで欲しいなと思いました。