大地と天の狭間の世界
現在連載中のオリジナル小説は『輪廻』です。
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オリジナル小説『時天生~魔界の鎮魂歌~』

ここは魔界。決して人間が踏み入れることのない場所。しかしながら時として、定期的に人間が現れることがある。それはどきにでもある話。そう、いわば生け贄となった人間だ。遙か昔に地上を魔族達が支配しようとしていた時、破滅されるのを恐れ、また殺されるのを恐れたとある村の長が魔族にこう言った『どうか村の娘を差し与えますから、殺さないでください』と…。

これが全ての始まりだった。これ以後、定期的に魔族が地上へ赴き生け贄を連れて戻ってくるのだ。連れてこられた生け贄の末路はむろん、死。残虐的かつ非常にいたぶりながら殺していくのだ。魔族達にとっては、人間の命など弄ぶべき対象でしかないのだ。

そして、もう何度目かもわからない今年もまた、生け贄が魔王の元に連れてこられる。連れてくるのは下っ端の魔族だ。そう、今までと変わらない光景だ。

「魔王様、生け贄を連れて参りました」

下っ端の魔族が、頭を下げながら魔王に伝える。燃えるような赤い髪に赤い瞳。容姿は美形と呼ぶに値している。

「そうか」

魔王はさほど興味もなさそうに返答した。この魔王は、まだ若く100歳だ。人間で言えば20歳位だ。そして生け贄を迎えるのは初めてだった。本来ならまだまだ魔王になれるべき年齢ではないのだが、つい先月、この魔王の父親である先代が病で倒れたのだ。現・魔王は表にたったことはなかった。父親がどんなことをやっていたのか全く知らないし、聞いてもいなかった。それどころか、今までの魔王が生け贄にたいして何をしてきたのかさえ知らなかった。どうでもよかったのだ。生け贄など面倒だ。内心ではそう思っている。

下っ端の魔族が、生け贄である娘を連れてきてもどうでもよかった。娘はまだ15~17歳位だろう。童顔なのか、実年齢より幼く見える。娘はおびえている。魔王はちらっと見やった。その時、魔王の中で何かが芽生えた。



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この小説…短編になるか、長編になるか、はたまた最後まで完結できるかどうかわかりません汗先の事を考えずに、その場その場の思いつきで書いているので、途中で終わってしまうかも知れません(´-ω-`;)出来る限り、完結出来るようにがんばりたいと思いますあせる

小説『輪廻』キャラクターイラスト~烏丸~


烏丸 烏丸。人型バージョン(*´・ω・`)なかなかに私自身気に入ってるキャラクターですドキドキ見えないのですが、長髪でもちろんカラスなので黒髪ですアップ背後にははえてる翼も颯爽と輝く黒です。役目として今は、有真を無事に怨霊から護り、無事に三途の川を渡らせ、霊界まで連れて行くことダッシュ頼りになって面倒見がいいニコニコ

オリジナル小説『輪廻』第16話

表現するとしたら、そう禍々しい。顔は青く、瞳はつりあがっていて赤い。生前は悪い人間だったとは言え、僕と同じ姿をした人間だったはずなのに、こんなにも変わってしまうなんて…。僕はまじまじと見てしまった。
汚れなき魂だ…。殺してやりたい、殺したいぃぃ!!!
“怨霊”は、鎌のような刃物をどうやってか知らないけど、手の中に出現させて僕に向かってきた!
「うわぁ!」
でもこの一撃は僕にはあたらなかった。カラスが、右手をかざしていてまるでそこに見えない壁があるかのように“怨霊”の鎌はそこでとまっていた。
どけぇぇ、邪魔をするなぁぁ!!
“怨霊”はこの見えない壁から方向を変えたがっているけど、カラスはそれを許さない。そしてカラスは“怨霊”に向かって何だか訳のわからない言葉を発していた。ゲームとかで言うなら、多分呪文。呪文を唱え終わった時には“怨霊”の身体を言葉の鎖みたいなのが縛っていた。“怨霊”はこれを逃れようと抵抗していたけれど、やがて…消えた。
「消えた…」
『地獄へ送った。これであいつはこの世界には来れん』
「ねぇねぇ、カラス…」
『烏丸。』
「え?」
『俺の名前は烏丸(からすまる)だ。カラス、カラスって呼ぶな』



オリジナル小説『パラレルゲーム』第2話

「あの…何が出来るって…何が…」

僕はよく意味がわからなくて、まぬけにもそのまま繰り返してしまった。

「魔法が得意とか、剣や弓が得意とかいろいろあるでしょ?あなたは何が得意なの?」

僕は迷わずこう答えるしかなかった。

「えっと…何も…」

沈黙。

「何、あなた魔法も剣も弓も何にも使えないの?!」

「だ、だって…僕がいた世界は魔法とかそんな非現実なもの存在しない…」

「…あなた嘘ついてないでしょうね?」

僕の顔をまじまじと見つめる。その瞳は深い緑色。髪は青で、天然なのかパーマなのか緩いウェーブがかかっていて腰よりも長い。顔は多少化粧はしているけど、美人だと思う。少なくても僕が13年間生きてきた中では1番の美人だと思う。見た感じは僕より3~4歳は上に見える。お姉さんって感じ。

「嘘なんかつかないよ…。つく意味もないし…」

「それもそうね…。どう思う?」

お姉さんは僕から視線を離して、隣にいる人物へと視線を向けた。

「どうやら、そいつの言っている通り嘘はついていないらしい」

だからそう言ってるのに…。

「レクサス」

レクサスと呼ばれた…多分、僕より2つほど年上だと思う…は、、金髪碧眼でまさに美少年と呼ぶにふさわしい顔をしている。

彼は続ける。

「そいつからは、魔法nエネルギーもオーラも何も感じられない」

…魔法のエネルギー?オーラ?何なんだろう…それ?そんなことが見ただけでわかっちゃうのかな…この人は。

「あなたがそう言うなら間違いないわね…。でも何の力もないならただのお荷物じゃない」

…お荷物…そんなこと言われても…。

コミックだけど…

「ワイルドハーフ」っていうコミックかな(*´・ω・`)このコミック、大まかな内容としては“ワイルドハーフ”って呼ばれるわんわんが、人間の言葉を喋ったり、人型に変身したりするんだけど、キャラクターがまたかっこいいドキドキ多分、それが大きかったと思うんだけど…(´-ω-`)

何を隠そう昔、私はしっぽフリフリが大の苦手だったあせるだけど、この本を全巻読み終わる頃にはchiroが平気になってて、それどころか大好きになっていたえ゛!自分でもびっくり汗*

この本がなかったら私はいまだにペロが苦手だったかも知れないシュン...

ほんとにこの本*には大感謝ハート

せっかく…

この世界に選ばれて 生まれてきたのに

自分から生命を絶ってしまうことは

なんて もったいないんだろう

そして 愚かで残酷なんだろう

この世界には 死にたくないのに

死んでしまった人たちがたくさんいるというのに

その人たちの気持ち考えたことあるのかな?

「まだ生きたいのに」「生きなきゃいけないのに」

そんな志なかばで

死んでいってしまった人たちの気持ち…

その人達からしたら

自分から生命を絶ってしまうことの行為

どう思うだろう?

確かに生きていれば

楽しいこと 嬉しいことばかりじゃなく

辛いこと 悲しいこともたくさんある

時には絶望を味わうことだってある

壁にぶつかったりもする

でも そんな時 自分に負けないで欲しい

自分に与えられた試練を乗り越えて欲しい

『試練は乗り越えられない者には与えられない』のだから

もし 辛くなって“死にたい”って思ってしまったなら

思い出して欲しい

未練を残して死んでいってしまった人たちの気持ち

未練を残して逝ってしまった人たちに対して

私たちが出来ること

それは 生きること

そう肉体の限界が来るまで

ひたすら ただ ひたすら 生きること…


どうして?

どうして 人は争うのだろう

同じ世界に生まれてきた

仲間だというのに

どうして人は、人を憎み妬むのだろう

そんなことしたって

何も変わりはしないのに

人は自分の持っていないものを

欲しがる性質があるからなのだろうか?

確かに 手を伸ばしても

届かないものは

きっと誰にでもあるもの

そこで諦めてしまうか 

進み続けるか

それは自分自身が選ぶしかない

諦めてしまえば

欲しいものは手に入らない

進み続ければ

それが遠く果てしなくても

いつかは手が届くはず


何故人は人を差別するのだろう?

本当は手と手を取り合って

いかなければならないのに

どうして人は人を殺すのだろう?

自分と同じ『人間』なのに

同じこの『地球』という世界に

産まれることが出来た『仲間』なのに


いつか世界中の誰もが

このことに気がついた時こそ

世界は本当の意味での

平等な世界に 平和な世界になるのかもしれないね

新しい世界

この世界には

まだまだ知らない事ばかり

だから 見知らぬ

広い広い世界へ

足を踏み入れてみよう

きっと 新しい何かが見えてくるから

自分も そして誰も

知らない事が見つかるはず

それはとても

素晴らしいことだから

そして嬉しいことだから

もしも 忙しいことに疲れたのならば

新しい世界へ羽ばたいてみよう

そうすればきっと

新しい自分も見つかるから

今までと違う自分を

見つけることが出来るから

そして今までの

世界でさえも違って見えるはず

新しい自分に生まれ変われるはず

だから まだ知らない

誰も知らない世界へと

足を踏み入れよう

雨。

雨。雨が降る


まるで全てを押し流すように


それまでそこに存在していたものを


消してしまうかのように


雨は降り続ける


どうかこの世界のあらゆるものの


『悪』というものを


流して欲しい


そうすればもう思いがけない悲しい


ことが起きなくなるかもしれないから


この世界はあまりにも


悲しい出来事が多すぎるから


だから どうか


流して欲しい


消し去って欲しい


恵みの雨で

約束

覚えてるかな?


あの日交わした約束


他愛もないことだけれど


私にはとても嬉しくて


だから 私は私でいようと思う


それが いつになるかはわからないけど


私は私らしく生きよう


いつか あなたが戻ってきた時


あなたの笑顔が見たいから


あの頃と変わらない


あなたの満面の笑顔が見たいから


あなたは今どうしているのかな?


私にしてくれたように


誰かを笑わせているのかな?


あなたはいつも


自分のことより 他の人を


気にしてくれる優しい人だもの


きっと そうしてる


私はそんなあなたが大好き


あの日交わした約束


それは


『また会おうね』

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