初めての死~息子の体験~ | 冬はつとめて『六花えび』◆旧ブセファランドラの木の下で

冬はつとめて『六花えび』◆旧ブセファランドラの木の下で

春はあけぼの。
夏は夜。
秋は夕暮れ。
冬はつとめて。

いいものをいいときにいいところだけ。

永遠の初心者ゆきこむが
クラウドシュリンプはじめました。

我が家の水槽の初代お魚の1匹の

レッドデビルエンゼル。


旦那と息子が

自分たちの頭文字(旦那「た○○」息子「ち○○」)にちなんで

「つーちゃん」と名づけた子が


今日の夕方、亡くなりました。


だから言ったのに。

こういう時の悲しみを減らすための「お魚に名前はつけない。」という私のポリシー。

守らないとこうなるのに。


と思いながらも

いい年こいて涙がにじみ、「つーちゃん」をそっとキッチンペーパーにのせ

他のお魚たちが眠っているお庭に埋めに行こうとしていたら


タイミング悪いことに

旦那の子守りに飽きた息子がちょうどこちらへやってきた。


まだ1歳11ヶ月の頭では「死」はわからない。



水槽から出ている動かないお魚をこの時初めて見た息子は


じーーーーーーっと見た後


その小さな両手を、右のほっぺたの横で合わせ

首をそっとかしげてネンネのポーズをした。



そうだね。

つーちゃんはネンネだね。

お庭のお花の咲いてる下でずっとネンネだね。



と言うと

なにやらわかったような顔で

つーちゃんに手をふり

旦那のところにテテテテテと走っていく。



ふぅ。


息子の初めての『死』に触れる体験に

私の方がドキドキしてしまった。



いかんいかん!

気分を変えよう!そして水槽の水も少し換えよう!と



隣(スープの冷めない距離)にある

旦那の実家に息子を連れていくと



我々が遊びにくるとは思わず、


リビングで横になって寝ていたジィジにむかって




息子はさっきと同じネンネのポーズをした後


庭へ向かって指をさした。






・・・・・・・・・・。





コラ。


ジィジはまだ死んでないぞ。