母が亡くなりました。 | ココロの声

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突然なんですが母が昨日亡くなりました。

 

ここしばらくは小康状態を保っていた母の容体が急激に悪くなったのは19日頃。

19日も母の状態がだいぶ悪化してきていると担当医から連絡はきていたのだけ

ど、20日の早朝6時30分頃病院から電話がかかってきて嫌な予感はしながら電

話出たらやはり呼吸の状態(だったかな)がかなり悪くなってきているとの事

で人工呼吸器を使用するかどうか確認の電話だった。

 

ちょうど21日の10時から母の今後の治療方針を聞きに病院に行く予定であった

のだけど、前日・前々日と仕事でAM2時30分まで残業していた私は、自宅に着

いたのは3時過ぎていて💦電話に気付いたものの少々寝ぼけてた事もありその場

で判断出来ず、弟と相談してまた連絡する旨を返答して電話を切った。

 

その場ですぐに弟に電話をして、当初は1人で行く予定だった10時からの担当医

の話を当日も出勤予定だった弟にも付き合ってくれるよう頼んだ。

 

流石に急な話で弟も休む事は出来なかったらしく、途中仕事を抜けてきてくれた

のだった。

 

そして担当医からは母の状態がかなり悪くてこのままだと持って1週間と言われた。

酸素吸入していても熱でゼィゼィはぁはぁしている状態、とても苦しそうで見てる

方が辛かった。

 

担当医は人工呼吸器の使用は賛成していなかった。

なぜならそれをつけたからと言って良くなる訳ではなくあくまで延命であり、熱で

ぜいぜい苦しそうにしているから人工呼吸器をつけたところでそれが改善される

(熱が下がる)訳ではないから。

 

母は既に精一杯(限界近くまで)頑張っているから、これ以上しんどい思いさせる

のは・・・という事らしかった。

 

もう1つ、人工呼吸器って最初は気管挿入という口?から入れるんだけど2週間くら

いしたら感染症などのリスクがあるとかで次は気管切開という、喉を切開してチュ

ーブを挿入することになる。

 

そこまで(気管切開)してまで延命するのは母が辛いだけではないかと、このまま

鼻カニューラという人工呼吸器を使う前の段階のままで逝かせてあげた方が良いの

ではないかと。(ここまではっきりとは医師は言ってません、私の意訳です。)

 

私も弟もその場ですぐに返答出来るわけもなく、1時間ほど時間を貰って話し合い

ぜいぜい苦しそうなのは何とかしてあげたいから人工呼吸器はつけて貰う、でも

その後心臓マッサージはもうしない・・・と決めて担当医に伝えた。

 

先生はそれでもうーん、という感じだったけれども家族の意思を尊重して人工呼

吸器を使用する準備を始めた。

 

弟はとりあえず仕事に戻り、21日たまたま仕事が休みだった私は人工呼吸器をつ

けて貰い母の状態が少し落ち着いたら、葬儀屋さんに事前相談(イヤだけどそれ

だけ状況が悪かった)に行こうと思いながら待っていたら急に看護師さんに呼ば

れて処置室に入ると、担当医から心臓が止まったと告げられた。

 

『え?え?』

何が起こっているか一瞬わからなくて、でもこのままでは母が死んでしまうのだ

けはわかった。

 

担当医に看護師さんやら補助(?)役の先生が並んでいるその場でどうする?と問わ

れても即答出来なくて、先生に

 

「今ならまだ間に合いますか?」と尋ねたら、呼吸器を繋いで楽になって心臓が

驚いたみたいな状態だと思うから今ならまだ大丈夫と言われて迷ったけど、

(心臓マッサージ)お願いします・・・!と言った。

 

それから女性の看護師さん2人が交代で心臓マッサージしてくれて、緊迫した状況

の中私も精一杯声を張って「お母さん戻ってきて!」と声をかけ続けて何とか心臓

が動き始めた時は泣いてしまった。(苦笑)

 

心臓が動き始めた母は病室に戻ったものの、汚れたパジャマやらシーツやら取り替

えるので待っててくださいと言われドキドキしながら待ってた。もしかして私忘れ

られてるんじゃ💦と不安になる程度には待たされたけど、しばらくして落ち着いた

のでどうぞと声をかけられ母の顔を見に行く。

 

病室入って担当医がなぜあんなに渋っていたのか、ようやくわかった。

呼吸は確かに楽そうになっていたけれども耳の遠い母に話しかけようにも、機械の

管?チューブ?みたいなので遮られて母の側に近づけない。

 

喉の奥の方までチューブが挿入されているからもちろん喋る事も出来ない。

しばらくして様子を見にきた担当医に「先生があんなに渋っていたのがわかりまし

た・・・。」と話したら、先生は頷きながら「後はどれだけ心臓が持つかだね。鎮

静剤やその他薬で持ってるようなものだから。」と言ってた。

 

で、とりあえず郵便局(ゆうちょ銀行)行って葬儀屋さんに寄って・・・と移動し

ていたら病院から着信が。

 

嫌な予感がしつつ電話に出ると「脈がふらないようになってきてるので早く病院に

戻ってください!」って言われてすぐ戻ったけど、既に心臓は止まっていて再び担

当医から「どうする?」と問われ、今度は迷わず「もうこのまま逝かせてあげてく

ださい。」と伝えたら先生が目の反射?見てもう脳に血が回ってないし・・・と言

ってそれから(死亡)時刻を告げられ、母の死は確定?した。

 

泣きながらもどこかホッとしている自分を感じつつ、自分ではわからなかったけど

やっぱ周りから見たら様子おかしかったんやろね(^_^;)母のエンゼルケア?する間

さっき母に心臓マッサージしてくれた看護師さんが私の肩を抱きながら別室に案内

してくれれたんだけど、私がグシグシ泣きながら喋るのをそうやね、お母さんよく

頑張ったよね、と部屋に着くまでずっと話しかけてくれてそれがとても嬉しかった。

 

部屋に入って1人になってまたぐしぐし泣き続けていたけど、しばらくしてハッと気

付いてとりあえず葬儀屋さんに連絡しなきゃ、いやその前に弟に電話して・・・と

(その時の)精一杯のフル回転であちこち連絡入れて手配してたらだいぶ落ち着き

ました。

 

とはいえ本当の姉妹のように思っている母方の従姉妹に電話した時はまたちょっと

ぐしぐししながらラチもない事を喋り続けて、彼女仕事中だったのにそんな私の話

をずっとウンウンと相槌打ちながら聞いてくれてこれもとても嬉しく心強かった。

 

しばらくして駆けつけた弟の「マジか・・・!!!」って声が切なかったな。

 

母が亡くなったのが13時30分頃だったんだけど、葬儀場が空いてなくて自宅に連れ

帰るとなったものの葬儀屋さんが母を迎えにきてくれるのが18時頃の予定だったの

で、それまで病室で眠る母の側にずっといた。

 

暇でしょうがないと思ったけど全然そんな事はなく、昼からずっと飲まず食わずだ

ったけど全然辛くもなく、ぼーーーっと母の側にいた。大部屋だったから同じ部屋

のおばあちゃんと看護師さんの会話や、ナースステーションの前だったから看護師

さん達の会話を聞きながら何かほのぼのしてました。

 

眠ってる母の顔をそっと見ると何か微笑んでたから、きっと私と一緒に笑ってたん

やと思う。(笑)