ミラクルクエスチョンをご存知ですか?
そのミラクルクエスチョンもすごいのですが、それをさらに強力に後押しする具体的なアクションが・・・
プリテンド・ミラクル・パプンド。
これはじつは英語でそれを表記すると、
Pretend Miracle Happened.
この英語の表記を見て、意味がおわかりになった方もいらっしゃることでしょう。
“Pretend”は、「ふりをする」とか「装う」という意味です。
つまり、ミラクルクエスチョンで描いたイメージをもとに、それがあたかも本当に起ったという想定で、その一日を過ごし、振る舞うのです。
では、ミラクルクエスチョンとは?
今晩、あなたが眠っている間に、奇跡が起きて、あなたの問題がすべて解決したとします。
でも、あなたは眠っているので、そのことは知りません。
明日の朝、目を覚まして、どんな違いから奇跡が起きて問題が解決してしまったということに気がつくでしょうか?
こんな質問です。
ミラクルQには、使う相手によって、言葉や表現を変えて使うことができます。
例えば、相手が小学生の子なら、
あなたが眠っている間に、天使があらわれて、金の粉をまきました。すると奇跡が起きて、・・・
こんな感じ!
そして、ビデオを見るように奇跡が起こって、問題が解決したその一日を想像するのです。
そして、あたかも奇跡が本当に起ったと仮定して、一日を過ごしてみる。
それが「プリテンド・ミラクル・ハプンド」。
「ミラクルクエスチョン」や今回の「プリテンド・ミラクル・ハプンド」を紹介している本があります。
そこには、「プリテンド・ミラクル・ハプンド」に関してこう書かれています。
これ一発で改善に至ることの多い、ミラクルなアクションです。
本当って思いませんか?
なぜ、そんなにうまくいくのか考えました。
それは鮮明に自分の行動をイメージすることが関係していそうです。
よく「思考は現実化する」って言いますよね。(byナポレオンヒル?)
鮮明に、その一日をイメージするので、その段階で問題の解決は現実化に近づいている。
そしてそのイメージを現実の一日に落とし込んで実行することで、何かが変わるのでしょう。
とはいえ、何が変わるか、それがどれほど効果的か、実際に体験してみないとわか
りません。
それで、ミラクルクエスチョンに答えてみて、それをビデオを見るように表してみます。
そしてそれがあたかに生じたように振る舞ってみる。
どんな変化が生じるか、試してみるのはいかがでしょう?
ただ、一人ではどうもという方は、誰かに質問してもらってそれに答えるという形で答えを明確にしてみるのもいいかもしれません。
そんな相手がいないという方は、体験コーチングを受けてみてくださったときに、それを明確にしてみるというのもおもしろそうです。
「ワークシートでブリーフセラピー」黒沢幸子編著