●弱点や悩みを解消するために役立つものとは? | ◆「生まれてきてよかった」そんな実感を持てる子に育てるヒント!◆

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子どもの頃、「おでこ」が広いのが悩みでした。


「友達の○○君は、額が狭くてカッコイイ


それに引き換え、ぼくは・・・」


鏡を見るたび、落ち込んでいました。


小学生くらいだと、人の悩みなど気にもすることなく、それをからかう子がいたりしますね。


「おでこが広いと将来、はげる」なんて言われたこともありました。


そういえば、20代のときに、「おでこ、広がったんじゃない? 大丈夫?」と言われて、しばらく、髪の毛が気になったことがありました。


その時に思いました。


「容姿や体の特徴について言うべきじゃない」って!


だって、それは本人の努力では変えられないですからね。


遺伝的な特質や特徴をからかったりするのは言語道断。


そんなふうに考えたのです。


でも、人は変えられません。


軽率なことを言う人に影響されるのではなく、自分が強くなる必要があると思いました。


逆に、それを他の人に話すと「おでこが広い人は賢く見える」なんて慰めてくれた人もいました。


それを聞いて、ちょっとだけ安心したのを覚えています。


しかし、今では、それについてまったく気にしていません。


それ相応の年齢ですし、おでこが広いのも、自分の特徴であると自分を認められるからです。


さて、多くの悩みは時間が解決することが多いと思いませんか?


この事例もある意味、時が解決してくれました。


「あの時は、あれほど悩んだのに!」


それと共に、物の見方が問題の解決に影響することも多いのではないでしょうか?


その点で、ある人物の例が印象に残っています。


最近、テレビで見かけることがないのですが・・・


ケント・デリカットというタレントさんを覚えていますか?


ご存知の方は、わかると思いますが、彼は牛乳瓶の底のようなメガネをかけていました。


彼は弱視という問題を抱えていたのです。


きっと、それをからかう悪ガキなんかもいたのでしょう。


彼は子どもの頃、それについてかなり悩んだそうです。


ある時、それで悩むケント少年に対してお母さんが言ったとか。


正確には覚えていませんが・・・


「弱点は、裏を返せば、強みになるのよ。将来、それは、きっとあなたの強みになると思うわ」


弱点と思えることも、見方を変えると、実は強みになる。


しかも、居直ってしまうと、強力な個性になったりすることもあります。


とはいえ、彼が自分の弱みを肯定的に受け入れることができるようになるためには、時間はかかったことでしょう。


でも、実際に、彼がメガネを前後に動かして、目を大きく見せたりして、それをウリにしていたのを覚えている方もいらっしゃると思います!


彼は自分の弱点を強みにしてしまったのです。


このように悩みは、物の見方をかえることで変わる場合も多いのではないかと思います。


問題は時と物の見方を変えることで解決することが多い!


ちなみに、物の見方を変えることを“リフレーム”と言います。


“リフレーム”の“フレーム”は、「窓枠」とか「額縁」などの意味ですよね。


そして“リ”は「再び」とか「新たに」という意味の接頭辞。


つまり、物の見方という「額縁」を新たにすることを“リフレーム”と言うわけです。


事実は変えられませんが、ものの見方は変えることができます。



そしてできることなら、子供でも周りで接する人でもプラスの側面を見るようにするなら、よりよい人生を歩むための助けになるのではないかと思います。