●アドラー心理学の技法を理解するために! | ◆「生まれてきてよかった」そんな実感を持てる子に育てるヒント!◆

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勇気づけでお子さんの健全な心も育ててあげませんか?

アドラー心理学を理解する上でのキーワードがあります。


それにはいくつかあるのですが・・・


①勇気づけ。


そして、


②共同体感覚。


きのう、共同体感覚に関しては、少しだけ説明しましたね。



そして、


次なるキーワードは、


③「協力」と「競合」。


「協力」と「競合」とは?


ちなみに・・・


日常生活の中で、人間関係がこじれることってありませんか?


例えば・・・


子どもとの関係。


夫婦の関係。


職場の上司や部下との関係。


このような場合、アドラー心理学では「エピソード分析」というものを行います。


では、なぜ、人間関係がこじれるのかを考えるヒントとなります。


その理由を考える上でキーワードとなるのが、「競合」と「協力」


「競合」と「協力」とは?


野田俊作先生は、こう述べておられます。


アドラー心理学は、「競合的態度」 competitive attitude


「協力的態度」 co-operative attitude を二項対立させて、人間関係がこじれるのは競合的な態度に起因すると考える。


その意味とは?


競合的な態度とは何かというと、「相手を裁く態度」だと定義している。


相手を裁く態度が、「競合的態度」。


では、協力的態度とは?


協力的な態度は、だから、「相手を裁かないで共通の目的のためにいっしょに仕事をする態度」だ。


結局、人間関係がこじれるのは、相手を裁いて、ものごとにあたるから。


では、人間関係のこじれを取り去るためにできることは?


野田先生は、こう述べておられます。


だから、それを協力的な態度に変えればいい。


協力的な態度とは、「相手を裁かないで共通の目的のためにいっしょに仕事をする態度」でしたね。


でも、そのように説明されても、その意味がわからないという方も多いでしょう。


では、どうすれば、その具体的な意味がわかるか?


本を読んで、それを理解しようとするのもいいと思いますが、もっとも理解できるパターンは、その知識に長けた人に直接、教えてもらうことだと思います。


その点で、野田先生による講座が年末にかけて、各地で開かれます。


そのなかのある講座では、「競合」と「協力」という視点に基づいて「エピソード分析」について学ぶ機会もあるようです。


特に、12月に倉敷と東京で行われる「特殊講義と演習」では、「エピソード分析」も扱われる可能性が大です。


もし、アドラー心理学に興味があり、その知見を深めたいという方にはお勧めです。


詳細は、こちら



参考 「野田俊作の補正項」