フランス空飛びレポ.3
フランスから帰って来てすぐに
仕事用原稿の叩き台を書き始めたんですが、
書いてる最中からイヤな予感してたんですよねー。
書き上げて、予感的中。
予定の倍の文量になってました。
_| ̄|○
このエピソードは外せないよなー。
ここは端折りたくないなー。
などと未練たらたらながら削りに削って、本チャン原稿完成。
で、叩き台をブログ用にアレンジして、
この空飛びレポにしてます。
というわけで、続きですー。
■ツアー1日目
朝は8時半にホテルを出て、まずはAN湖をぶっ飛び。
昨夜現地入りしていたメンバーが、
その景色の素晴らしさに感動していた。
だよねだよねー。
湖を渡るともっと達成感もあって楽しいよー。
(1日分だけ先輩気分。)
降りると急いで機体を畳んで、次のエリアに移動開始。
道すがら、パン屋さんでバケットのサンドイッチ(でかい!)と
エクレア(これもでかい!)を買って食べる。
この時は、滞在中のランチが
ずーっとこのタイプのサンドイッチで
しかも移動中に済ますことになるとは思っていなかった。
降りた後、飛び話に花を咲かせながら優雅にカフェでランチ、
とか思ってたんだけど、HGさんツアーは甘くなかった。
やがて着いたのはスキー場のGVエリアで、
離陸場まではリフトで上がる。
でも、どこがコースなのか分からない。
てことは、滑れるところはどこでも滑って良いってことなんだろう。
いいなー。
離陸場はかなりの急斜面。風も強い。
ていうか、臭い。
(-""-;)
牧草地から牛糞の発酵したニオイが、風に乗ってやってくる。
「こりゃイ○ターラーケ○じゃなくてウ○コダラーケンだ」とKさん。
(飛ぶ人じゃないと分からないオヤジギャグ)
機体を広げて準備していたKAOちゃんが強風に引きずられ、
上からHGさんが押さえ込んで助けていた。
うわー。コワイコワイ。
と、思っていたら、HGリーダーと目が合った。
「ユウキ、今だ、行け」
うそーん。
!(´Д`;)
ツアー中ずっと感じていたことだけど、
HGさんは私をすごくひいきしてくれる。
役得、なんだろな。
でもまあ確かに一瞬弱くなってる。行けなくもないか?
・・・行ってしまえー。
上空は、やっぱり風が強い。
上昇気流に乗りながら、どんどん風に流されていく。
案の定、
「ボーっと後ろに流されるな!」と、引率OKさんに怒られた。
アメのHGさん、ムチのOKさん。
役割分担がしっかりしてるなあ・・・。
降りると、またもや急いで機体を畳んで移動開始。
GVエリアで飛べなかった人が何人かいるので、
AN湖に戻ってさらに飛ぶんだとか。
何てハードな日程だ・・・。
(普段は1日に複数のエリアを飛ぶなんてそうそうあることじゃない)
でも、AN湖に着いてみると何だか雲ゆきがおかしい。
無理せず明日に持ち越しに。
最初っから無理すんのやめれば良かったのに、
と、思っても決して口に出しちゃいけないのは暗黙のルール。
ディナーは、AN湖に沈む夕日を眺めながら
オサレなレストランでステーキ♪
やがてゴロゴロと雷鳴が響き、続いて空に稲妻が走った。