昨日、「自分とビートルズの出会いってなんだろう?」と思い返していたら、昔書いたコラムの原稿にたどり着けました。

そこには中2の英語の授業でYesterdayを歌ったことや、「あんたの好きな山下達郎さんのレコードならおじいちゃんちにあるで」と母から知らされたこと、そのレコード棚にあったビートルズの赤盤青盤を亡くなったおじいちゃんの部屋で一晩かけて聞いたこと、全曲に対する詳細な感想、そのあと観たビートルズ映画の感想、翌朝おばあちゃんが話してくれたおじいちゃんとの最高の馴れ初め、全部書いてあって、我ながらなかなか独特で面白いじゃん、と思いました。

なのに、

私はそこに書いてあることの、2割くらいしか覚えていなかったのです。

自分が記憶力が人と比べて低いことは自覚していましたが、ステキなおばあちゃんとおじいちゃんの馴れ初めまで忘れてしまうのかと、自分の薄情さに悲しくなりました。(読むと思い出すけどね)


おばあちゃんがお見合いに行く予定だった日、「行きたないなぁ」とボヤいたら、「映画でも観に行くか」 と、おじいちゃんが言ったそうです。
その後は言わなくてもわかりますよね、お見合いではなく映画を選んだおばあちゃん。
それこそ映画か…?!



と、こんな話を覚えておくためにも、なるべく書き記そうと思った次第です。(これ何度目の決意?笑)



ちなみに今日はちょうど、両親に1970年の大阪万博について聞きたいことがあって、家族のLINEグループに投げてみました。
父に電話したけど会議中で出られなかったそうで、かけ直してくれたのに、私はかけなおさなかった。ごめん。


でも、LINEでも止まらない思い出話。

二人とも(特に父)どこのパビリオンで何を見たとか、記憶が鮮明ですごいわ…!
話を聞いてるだけで超ワクワクした。父は、祖父の代から大阪で商売をしているので、その視点もあり。


当時の万博と、2025年の万博は期待感も意味も全く違うものになるとは思うけど、大阪出身としてはやはり見に行きたい。二人の話を聞いてますますそう思いました!


家族といえば、今日試写で観たディズニーの新作アニメーション映画『ミラベルと魔法だらけの家』。

ルーツはコロンビア。
魔法の力を授かって街を守り、繁栄させてきた一家。
主人公はその中で唯一、魔法の力を持たない女の子のミラベル。クリクリヘアーのメガネの、元気な女の子。ディズニー映画のヒロインは、ここ数作はもうプリンセスじゃないね。アナ雪はそうだけど。

"魔法だらけ"というだけあって、その表現、マジカルな映像や色彩に本当に心奪われました!
アニメーションの技術はますます進化していて、特に今回感動したのは「奥行き」と「光」。
美しすぎて、泣けるシーンじゃなくても泣いちゃうレベル。正直冒頭3分でウルウルしてたし、めちゃくちゃ泣いた。何回泣いただろ。笑

今回はミュージカル作品なので、音楽のちからも大きいと思います。
ルーツコロンビアなので、主にベースがラテンミュージック!スパニッシュも。踊り出したくなります。

ミラベル一家は大家族なので、それぞれのキャラクターを掘り下げる曲がたくさんあるのですが、そこもとても楽しい。私は力持ちで筋肉モリモリのお"姉"ちゃん、が推しに決定しました。

とにかく今回、キャラクターがみんな立っていて、個性的で、とてもよかったぁ〜!!主役級キャラだけでなく、いろんな人に感情移入してしまいます!

とっても楽しいファンタジーの中で、なかったことにできない史実や、今の社会問題をきちんとすくいあげる描写やセリフがさすが、ディズニー。信頼増し増し。

11/26公開ですので、小さいお友だちから大きいお友だちまで、是非劇場で観てみてください♡私はとっても好きでした!!


コロンビアの家族…



真ん中は私
2013年、コロンビアにて


このヴァレンティン一家のお家に7日ほど滞在させてもらい、一緒に生活し、仕事を手伝ったりしました
番組の企画だったけど、私だけは本当にずっとみんなといました






文字通り、コロンビアの家族愛を見たし、
みんな本当に人懐っこくて優しかった
今も連絡をとっています


コロナが落ち着いて、仕事が二週間くらい休める時期があったら 絶対に会いに行くんだけどなぁ。