都の有権者の皆さんは都議会議員選挙の結果をどのように受け止めていますか。

 

小池百合子都知事の人気の表れでしょうか、都民フアーストの会が過半数を超え、都議会第1党に躍進しました。選挙協力を行った公明党・生活者ネットらも都知事人気にあやかって得票を伸ばしました。

マスコミの誘導も大きな力となっていました。投票日前日のスポーツ新聞などでは、「都民フアースト過半数で圧勝」などと触れ込み、実際その通りになりましたから最初から仕組まれた結果のようでした。

日本共産党は自由党や新社会党などの応援を受け、自民党と小池都政のどちらにも反対する形で勢力を拡大しました。

 

一方、自民党は過去最低となる23議席にとどまり後退しました。

民主党は維新の党と合併し民進党に改称して選挙に臨みましたが、途中、都民ファーストへの移籍者が続出し、党内をまとめきれず後退しました。

今回の投票率は51.28%で前回の43.5%を上回ったことと、自民党が大きく後退したことは良かったのではないでしょうか。

しかし、都民は、とりわけ若い人たちはもっともっと政治に関心を示し、昭和34年の70.13%を上回る位になったら最高です!

今後の都政運営がどのような展開になるのか見守りたいと思います。