お母さんいつもありがとう | 骨肉腫女子の今を生きるブログ

骨肉腫女子の今を生きるブログ

骨肉腫と12年付き合っています。(02年〜)
転移の数は数知らず…。
それでも今与えられた生を全うしたい。
それが私を生かせてくれた人たちへの感謝の
しるし。

そんな私のブログです。
色々関係ないことも全て、
骨肉腫の私が感じたことを書いていきたいです。


こんにちは。

今日は母の日ですね。

私は母とレストランに行って美味しいランチを食べて、ちょっとしたプレゼントと手紙を渡しました(^_^)


木曜日の抗がん剤の影響で、
高熱にだるさにと、
せっかく楽しみにしていたランチが半分台無し…心配させて悪かったなぁ(;_;)
でも私の分まで色々食べれたから…許してください(>人<;)

外来点滴だとつい副作用が軽いから、
油断して水分摂取を意識しないけど、
次からはたくさん飲んではやく排出してやると心に誓ったのでした…


私のお母さんはいつも一生懸命で、
12年前の原発の入院の時には半年間仕事を休んで、病院についていてくれました。

私はこの病気になって初めて、
母親の子どもに対する愛情の深さを知りました。
まわりの同世代の人たちに比べたら、
早く気づけたなぁと思うし、人よりもたくさん母親には助けられ、支えられているなと思います。
そして、他の人たちに比べて、
心配をかけてたり、辛い思いをさせてるのも、間違いないと思います。

だから、私は母よりも一日でも長生きがしたいんです。

母は、つい最近まで、
自分のせいで子どもが骨肉腫になったのではと心のどこかで思っていたようです。遺伝的なものってことでしょうか。

私にしたら、数十万人に一人とかの確立でなる病気なので、
これは宝くじより「運」とかそんなもんだと思っています。
私がなる必然なんてどこにもなかったと。しょうがないことだと。

セカンドオピニオンに行った時の医師に「遺伝的になる病気ではない」と言われて、
泣いていました。

「ずっと、私は自分が悪いのではないかと思っていた」と…。


母も一人の人間で、
私にとっては些細なことで12年間どこかでずっと悩んでいて、
苦しんでいたのだなと思うと、

つい「母」という目でなにもかもみてしまうけど、
お母さんも、
一人の人間で、一人の女性で、色んなことに一喜一憂して生きている、一人の、私と違う「個人」なんだ、
と気づきました。

でも、それでもやっぱり、
母と娘の関係って、
他の個人と個人では代われない、
特別な関係だとは思いますが…。

二人三脚、
乗り越えて行こうね(^_^)

最近は仕事の悩みを相談したり、共感できることも多くて、
嬉しいです(^_^)

明日からも、
感謝の気持ちを忘れずに、
お母さんと仲良く過ごせますように(^∇^)

yukie