劇団四季、美女と野獣を先日見に行った。
ネタバレあり、酷評ありなので、苦手な方はお戻り下さい。

私は、劇団四季ライオンキングは好きで、
人間ものは日本語歌詞や歌い方が苦手でウィキッドを見て以来見ていませんでした。
美女と野獣もまもなく終了ということもあり、
ライオンキングのように良い作品になっているかも!と期待して見に行きました。

席は二階席の一番安い席。
その席は満席なのに、その前10列ほどはガラガラ。
ほぼ空席でした。
土曜日なのに…ショック!

そして始まった一幕。
まず感じたのは音楽に迫力がない。
劇団四季はオケピがありません。
どういう形で音楽を流しているのか分からないけど、やっぱりオケピの生音にかなうものはないね!
特にその前に『CHICAGO』や『million dollar quartet』で舞台上での演奏の迫力を感じちゃってたから、なおさらかも。

そして苦しかったのは、ベル。
ファンの人はごめんなさい。
個性を殺す演技で心動かされなかった…。
劇団四季のモットーとして、いつお客様が来ても同じものを提供するという考えがあって、
それが現れているなぁとしみじみ。
そして、私はその役者さんらしさが出ている方が大好きだとも強く感じました。
同じRENTでも演じる人によって、そのキャラクターに対する印象が変わる。
それがおもしろい。
その演じ方があまり好きじゃないなぁとか思うことも、もちろんあるけど、
それもまたおもしろい。
役者さんの想いが見える時、一番感動する。
同じ気持ちでいてくれるって日本語版というくくりで見ているのはRENTしかないんだけど、
福士くんのマークには心動かされたし、
ジェニファーのミミはかわいかった。
心が寄り添えた。
それは、その役者さんが自分の想いを役に込めているからだと思う。
劇団四季は、その想いを消しているようで、なんだかさみしいんだなぁー…

他のキャラクターたちはそれなりにイキイキしていて良かったかな。

あとはベルと野獣が舞踏会のように踊るシーンはアニメの美しい映像が頭にありすぎて、
さみしい舞台セットでした…しょぼん

チップは恐かった(笑)
生首(笑)

ミュージカルは奥が深いと感じると共に、ブロードウェイミュージカルが見たくて仕方ないよー!な私です。

ライオンキング見に行こうかな?

Android携帯からの投稿