今は神戸出張から東京に戻る新幹線の中です。

スーパードライが美味しいです。(^-^)





今から20年以上前でしょうか?

八王子の本屋さんで「前世 療法」(ブライアン・L・ワイス著)

という本を見つけました。

アメリカの精神科のお医者さまが、

精神病治療のひとつとして、催眠療法を用いていたところ

患者の1人が過去生にもどってしまい

過去生での色んな体験を思い出すにつれ、

様々な精神疾患が治り、

しかも自分がどの様に生きたら幸せになれるかが、

わかったという患者さんとお医者様の話です。




かなりの衝撃を受け、この療法は

自分の人生にもきっと色んなヒントを与えてくれるだろうし

当時エステティシャンだったこともあり、

お客様のメンタル面での美容にも使えないだろうかと

かなり興味を持ちました。



それから数年後、当時腰痛で通っていた針の先生が

ヒプノセラピー(前世療法など、誘導瞑想によるイメージ療法)を始

めるという話を聞き、そのチャンスに恵まれました。



今でこそ、ヒプノセラピーはポピュラーになりましたが、

当時はとても珍しいものでした。



ウォン・ウィン・チャンのフレグランスというCDの曲を

聴きながら先生の声に誘導され

初めての過去生体験をしました。



やり方としては、

一対一で、先生の誘導で瞑想状態に入り

半覚醒状態になったところで

浮かんでくるイメージ、映像を捉えて

先生の質問にしたがって、言葉にしていきます。

「今はどんなところにいますか?」

「時代はいつですか?どこの国ですか?」

「あなたはどんな姿をしていますか?男の人ですか?女の人です

か?」

「あなたは何をしていますか?」

「パートナーはどんな人ですか?」

「あなたの名前は何ですか?」・・・


そして一通りその人生を味わったら

この世を終える瞬間、死を迎える時に進めます。

身体から魂が離れたところで、先生が

今体験した人生から学んだことを質問していきます。


そして先生と一緒にその人生からの学びや反省、

どうすればより良く生きられたかなどを整理して行きます。

「この人生から何を学びましたか?」

「何を受け取りましたか?」

「何が足りなかったでしょうか?」

「次の人生ではこの反省を活かしどうして生きていくべきでしょう

か?」・・・


実際に経験して言える事はこの療法は素晴らしかったです。

この療法は、過去生が実際にあるかないかの真偽よりも、

体験するとわかるのですが、

自分が変容します。


半覚醒状態の時に浮かぶイメージがとてもリアルで

本当にその人生を体験している感覚になり

(ディズニーランドのアトラクションのようです。)

そして、様々な出来事から生まれる悲しみや喜び

愛を感情で味わうことが出来るからです。

感情が変わると価値観が変わり、人生が大きく変わります。



普段の人生ではゆっくりとした速度で、

色んなことを体験し学んでいきますが

何か大きな出来事のあとで、

「もう少し早くこんな考え方をしておけば良かった」とか

「こんな価値観があったなんて気がつかなかった」

と気付きます。


ヒプノセラピーは、そのような心、気持ちの変化を

いくつも体験することによって

現在の自分の思い込みや、固まっている狭い価値観を破り

もっと大きな広い視点から、自分の人生を考える

ヒントを与えてくれるセラピーです。