術後 半年経過~
子宮全摘手術を受けて半年が経った。
*子宮全摘手術までの道は、こちらに まとめてみました。
その間の私の体の変化は
ここまでは、ブログに書いてきたけど・・・
今日は、さらなる劇的な変化を紹介するわ~
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その日は、雨、それに風が強く吹いていた。
習い事に行く次女と、
スポーツクラブに行く私は 一緒に家を出たの。
ここのところ、忙しくて(←言い訳)
まったく行かれなかったから(←サボっていたとも言う?)
今日こそは行こう!と心に決めて
私は雨の中、歩いていたわ。
ところが、駅に着くと・・・
雨に打たれながら 道行く人に、
必死に呼びかけている青年の姿が目に入ったの。
そんな姿を見ていたらね・・・
あら? いやだ、青年が・・・
雨に濡れて震える子犬に 見えてきちゃったじゃないの!
私は次女に言ったわ。
献血ってなに?と 聞く娘に
娘「ママ、怖くないの? 痛くないの?」
私「チクリだけよ! 全然怖くなんてないわ」
私は、次女に向かって、キッパリと言ったわ。
そうして、私は次女と別れ、
雨に濡れた子犬、あっ、青年に向かって言ったのよ。
青年の輝いた瞳、白い歯が眩しかったわ~。
受付まで肩を寄せ合いながら歩き・・・
でも、テントに着いたら・・・えっ?
私を置き去りに、さっと次の提供者探しに
飛び出して行っちゃった・・・
ふん、所詮、そんなものよね・・・。
受付で書類に記入しながら考えちゃった。
おそらく20代前半・・・?
それ以降は、
貧血が原因で、何度挑戦しても受けられず。
でも、今回はきっと大丈夫よ!
手術のお陰で、
私はもう貧血じゃないんだもの!(たぶん)
それに、もう1つ。
太ったせい、いいえ、太ったお陰で、
私は400ml献血の資格を得られた!
って喜ぶべきか?
えぇ、この際、喜ぶことにしよう!
400ml献血をする私は
採血の前にと出された
ジュースとドーナツだって堂々と頂ける。
そして、医師の診察で血圧クリア。
ついに、献血車に乗り込んだわ。
そこで、まずは採血ね。
私の血、術後、どうなっているかしら?
すると、年配の看護師さんが言ったわ!
値を見ると、
なんと!! ヘモグロビン値13.5g/dl!!
自分でもびっくりよ!
だって私、手術前は6g/dlよ! 6!
一気に倍以上、
ヘモグロビン値が上がっている!
どーりで私、元気なはずだわ!
採血に合格した私が献血台に上がると、
看護師さんが言った。
ちょっと~私を誰だと思っているの?
400mlなんて私にとって、蚊に刺されたも同じ。
私が生理の時に 流していた出血量に比べたら!
どうってことないわよ!
ほどなくして、献血も終わり、
看護師さんがまた言ったわ。
そうアドバイスを頂くも、
も~任せてちょうだいよ~!
散々今まで、ふらふらバタンしてきた私よ、
ふらふらバタンは、プロ級のプロよ!
こうして、献血が終わり、車を出ると、
あの青年が傘を持って、私を待っていたわ。
そう笑顔で迎えられ、傘に入れてもらいテントまで歩く。
大仕事してきたような充実感に満たされたわ。
そこでクッキーとジュースを頂きながら
(また食べたんか!)ふっと私は思ったわ。
あの青年の姿に心打たれ、
すぐに献血車に飛び込んだ私・・・
もし潤君や岡田君が
献血の呼びかけしていたら・・・
きっと・・・大行列じゃない?
そうね・・・どうせなら、
看護師さんも春馬君あたりがいてくれたら
テンション↑、体内を血液がグルグル廻り、
血の出も良り、あっという間に献血も終わりそうだわ。
じゃ逆に、男性の場合・・・
通勤帰りの新橋を狙って、
そうね、ここではこの方が適任では?
秋葉原なら・・・やっぱり!!
そんなことを考えながら、
クッキーとジュースを食べ終わり、
テントを後にしたわ。
でも・・・
次女の習い事が終わるまで、
なんとも中途半端な時間じゃないの。
はぁ~しょうがないわ!
ミスドで時間を潰すしかないか!
(夕飯の買い物でもしていろ!って?)
あんた!
今日もスポーツクラブに行かないで、
こんなことしているから、痩せないんだよ!
でも、20年ぶりに献血もできたし・・・
今日はまぁ、よしとするか!(するしかない?)
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最後に献血をしたのは・・・たぶん20代前半だった思う。献血ルームのテレビで、貴乃花と小錦の取り組みをやっていて、献血ルームがすごい緊張に包まれていたのを覚えているわ。私は小錦を応援する余り、興奮して、「きっと血の出が良いはず!」と思ったのを覚えてるわ。それが最後に、その後何度か挑戦したものの、いつも採血で引っかかり、そのうち献血車を見ても、自分には縁のないものとあきらめていたわ。でも、私は復活したわ! これからは、献血だってバンバンしちゃうわ。