神戸のボイス&ボーカルトレーナー 十川裕加です。
今日は、なにかレッスンを受講される時の
コツを少し。
ボーカルレッスンを例えにします。
お稽古中の曲を持って、レッスンに行くとして。
まず。
ここの音程が取りにくい、
ここが急に音量が下がる、
ここで喉が苦しい など
困ってるポイントを伝えた方が良いです。
その際、喉の調子が悪かった、とか
最近の体調や状況を伝えるのは⭕️
まれに、声や歌い方の自己分析を
長く話す方がいるのですが…
そこは任せた方が良いかも
診察に行って、診断を聞かず
治療法を聞かないままだと
なかなか話は進まないので。
(ちょっと表現がオーバーですが)
あと、私は自分が受講する立場のときは
いつも毎レッスンの攻略ポイントと
3ヶ月計画を立てています。
例えば、
10月1回目には、歌詞を完璧に覚えて行く
2回目には、メロディフェイクを考えて行く
など。
そしてその計画を、前もって先生に
伝えています。
教えて貰えることは、声の出し方だったり
口が回らない歌詞の 攻略のコツだったり
自分が考えて行った歌い方やフェイクを
さらにカッコ良くするアイデアだったり。
コツは教えて貰えるけど、やはり
あとは自分でトレーニングしないと
こなせません。 それ以上は、自力の領域
言えるまで練習するか
あきらめて曲を変えるか、です。
音楽用語で、意味や使い方 ではなく
由来を知りたがる人がいます。
「ト音記号とヘ音記号、どうしてそんな呼び方なんですか」 とか。
そこは、大勢に影響がないので
そのまま丸覚えした方が良いです。
「アルファベットのaは、どうしてこんな形になったんですか」 と似ています。
気になったら、自分で調べちゃってください。
それを知ってても、上達はしないので
レッスン内に聞くのはもったいないです
コードや楽譜の成り立ちや使い方は
説明できますが、最終的に、覚えるのは自力です。
でも使い方や理解を間違えてないか、
ぜひチェックは誰か先生にお願いしてみてください。
トレーナーや先生は、効果的にうまくなる方法を
必ず知ってます。
自分で出来ることと、教えて貰わないと
先に進めないことを分析して
レッスン時間を有効利用してくださいね