昨日と今日、転移した背中(背骨)の治療のためのCTとPETを撮り、来週からサイバーナイフの治療にS病院へ行くことになりました。
先日の血液内科。
実は、先月から左腋下(左胸外側)に何やらアヤシイしこりがありまして(@_@)
婦人科で触診してもらったところ、
「うーーん、これは血液内科の領域かなぁ。次に受診する時に診てもらって」と言われ、
「このタイミングでリンパ腫再発⁉︎ いやー、カンベンしてぇ(´□`。) 」
と思っていたのでした。
しこりの場所も6年前と同じ。
私が患った濾胞性リンパ腫特有の症状もあり、夜な夜なリンパ腫の再発治療をネットで読み漁ってはうんざりというかどんよりしていました。
診察の結果、血液内科主治医の一言。
「そうかもしれないねぇ。そうだとしてもねぇ…。」
ですって。
要するに、すでに肺や肝臓、背骨に転移している以上、腋下のしこりがリンパ腫の再燃だったとしてもリンパ腫にしか効き目のない治療をする意味がないようです(_ _。)
そこはさすがに言葉を選びつつ、オブラートに何重もくるんでくれましたが、意味するところは時間とお金のムダってことでしょうか(ミもフタもないなぁ)。
針生検くらいはあるかなと覚悟してたのでホッとしつつも、現実を突きつけられてちょっと凹みました。
いつになくMRIやCTの画像をじっくり診て、
「僕が口出すのも何だけど、背中、痛いんでしょ? 放射線やった方がいいよ。婦人科の先生にそう伝えて」
と言ってくれました(あな珍らしや(@_@))。
そして婦人科の外来日。
「背中の放射線をお願いしよう、できるならサイバーナイフで」と思いつつ診察室に入りました。
まずは前回ロキソニンからトラマールに鎮痛剤を替えたのにまったく効かなかったこと、背中の痛みが辛すぎて家にいる時はほぼ寝ていることを訴えました。
すると、「血液内科の先生が…」なんて言い出すまでもなく、
「背中の治療しましょう。サイバーナイフがいいね。S病院に外来予約入れますね」と、話の早いコワモテ主治医。
鎮痛剤もロキソニンに戻し、レスキューとしてオキノームが出ました(今のところ、たいして効かないのですが(ノ_-。))。
さー、年内にやっつけられるかな?
ネットを読み漁ると、この段階でのサイバーナイフは完治目的ではなく痛みの除去のための緩和的治療だと。
半年ぶりのS病院放射線科の先生は、持参したMRIの画像を見ながら、
「あー、これねー。
これは痛かったでしょう、よく我慢してるねー。腎臓近いからねぇ、痛いよね、早くやりましょうね」
と言ってくださって、それだけで涙が出そうでした。
正直、背中の真ん中にある腫瘍と背骨の1/3くらいに達している骨転移にサイバーナイフかけるのはけっこう怖くて憂鬱だったりします。
前回のサイバーナイフでは、肺と左側恥骨の治療をしました。
悪いモノは消えたかわりに骨がとけてバランスが狂い、股関節にかなりの痛みが出ています。
サイバーナイフの治療自体は痛みもないのですが、治療後どんな症状が出てくるかわからない。
転移は脊椎にまでは達してないものの、背骨を覆うように腫瘍があって、万が一、神経やられたら歩けなくなるな、なんて。
考えれば考えるほど恐ろしくなります。
が、放っておいたところで、背骨の転移が進み、やはり神経に達したら動けなくなります。
ならば腹をくくってやるしかないと自分に言い聞かせているところです。
行ってきまーす!