高卒認定一ヶ月勉強法:生物
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※以前の記事の改訂版です。
理科分野、特に生物について。というのも私は理科総合相当の単位を既に1つ持っていたので、生物しか受けていません。恐らく難易度で行けば理科総合が一番簡単なのではないかと思います。
ですが生物もさほど難易度は高くないので(満点を取るのは難しいですが)、物理化学地学を全くやったことがないor苦手という人は、たとえ生物がゼロからだったとしても生物を選んでもそう時間はかからないどころか近道になるかもしれません。
◆高認生物の勉強法
時間はある程度かかるが王道でお金がかからない、というのはやっぱり
NHK高校講座
です。
他、参考書として高校の生物の教科書を持っていればそれで事足りるし、高認用のものでもいいし、大学受験用の入門書でも構いません。
高校講座の利点は、実験映像が数多く見ることが出来ることに尽きます。
正直、見るのはそこだけでもいいぐらいで、100の講義、100の文より、1の映像だというのがわかります。
白黒の簡易図でありありとイメージできる想像力を持っているならいいのですが、同じ理由で出来れば参考書はカラーのものか、逆にとてもわかりやすい図表になっているものがいいです。
いくら試験では白黒だと言っても、理解したり覚えるときまで白黒である必要はないのですね。嫌悪感が無ければ、漫画もおススメです。
必要とされる分野は生物IAのみなので、実はかなり狭いです。生物IBや生物IIで要求されるような分野には手をつける必要はなく、出される問題も難易度の違いはあれど所詮は選択問題です。
重要なのは
細胞
生殖(発生)
遺伝
人体
環境と動物・環境と植物
ほぼ、これのみです。
それぞれとの関連が問われるので、なるべく順番にやります。
次の分野に進んだら、以前の分野との関連を考えながら進めてください。遺伝は少しだけ数学分野の知識が必要になりますが(といっても小~中学校レベル?)、他はほぼ暗記と言っていいです。
遺伝分野は頻出なので、重点的にやるといいかもしれません。人体はパーツごとです。
重要なのは、最初の方でも書いたようにビジュアル的な知識がかなりモノを言うので、実験・図表・グラフ中心にノートやメモを取ったり、暗記することです。
生物分野の暗記すべきものは、ほとんどが「実際に存在するモノ・現象」なので、探せば顕微鏡写真などが存在します。
PCでのネット環境のある人はgoogleの画像検索などで実物(写真・動画)を探すのが早いです。
不思議なことに、実際に見て「これはこの目で見ることのできる、本当に存在するものだ」と『認識』すると、ぐっと憶えやすくなります。
あとはざっと全分野学習したら過去問にあたり、間違えた問題のうち“正解を導くのに必要だった知識・用語”を教科書などで調べる作業に入ります。
解答がそのまま出てくることはほぼないのですが、重要事項はそれほど多くないのでキモとなる知識・用語はかなり絞られます。
どの年度も50~60点を越すようになったら、復習中心の学習に切り替え、他の教科をメインにしてください。
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