★香港行って思ったこと★ハーフである息子のアイデンティティ

ニューヨーク書いたら、
世界の中心ニューヨークはやっぱり刺激的だった！👉コチラ
香港を思い出しちゃったので、
ちょっと振り返ってみました～

香港行ったのは、
世界一周の2ヶ月目の2012年9月。
東南アジアのあと、
ちょこっと寄っただけ。

香港、
それは私にとって
とっても興味深い都市。

香港は140年間イギリスの植民地だったけど、
中国🇨🇳大陸出身の私としては、
どうしても97年中国に返還された時の印象が強くて、
「香港は中国の一部」という認識が強かった。

でも、国際的に香港は「国」と同等に扱われているし、
現地の人々も自分たちのことを「中国人」と思っていないようだ。

「自分の認識と事実が違う」って初めて知った時は、
やっぱり"いい気分"にはならないよね…
でも、歴史に対する認識は本当に難しく、
立場によって認識が異なるのも当然のように思う。

歴史について勉強不足だったな～と思う。

育った環境が違って、
受けた教育が違うんだから、
そりゃー、考え方も違うよね。
どっちが正しくて、どっちが間違ってて…
について議論しても埒が明かないし、
ナンセンスだと思う。

歴史認識や領土問題に関して、
国と国の間でどんなに衝突があっても、
私個人として、「それぞれの違う立場の違う考え方」を
両方理解して、呑み込んだ上で、
両方を好きになりたいと思う。

中国も好きだし、香港も好き！
中国人も好きだし、香港人も好き。
文化が同じところも好きだし、それぞれの個性があるところも好き。

もっと言えば、私たち夫婦は日本と中国の国際結婚。
桜は日本と中国のハーフ。
これから彼が成長するに連れて、
「アイデンティティ」について悩む時も出てくるでしょう。
そんな時、こんな風に言って聞かせてみようかな！

「桜は日本人か中国人か？
それはそんなに重要なことかしら？
桜には日本と中国の血が両方流れている。
今の世の中は一つの国の中で完結できることはめったになくて、
もっとグローバルに動いているんだ。
桜は日本と中国の両方のバックグラウンドがあって、
両方の言語を話せて、両方の良さを活かせる。
それって、とってもラッキーなことだと思わない！？」

そう、
桜には両方の国の人の気持ちを理解できるようになってほしいし、
それを武器として活かして欲しい。

そのためにも、
しっかり歴史を教えないと。
あっ、きっかけさえ与えたら、
あとは勝手に勉強してくれるっか！（笑）

またついつい前談が長くなっちゃったけど、
香港に来て、そんなことをぼんやりと考え、
旦那さんと会話を交わして、
出した息子の教育方針の軸の一つです。

ベタだけど、観光も行ってきたよ！

超高層マンションばっかり。
人口密度が高いからね～